コラム

 公開日: 2015-11-12 

子どもの「やる気」を引き出すコミュニケーション術 ~今すぐ使える子育てコーチング~


今日は京都教育大学付属京都小中学校に伺わせていただきました。
この会を運営してくださった保護者役員の皆様、副校長先生、はじめ平日のお忙しいところ会場が満席になるほどお集まりいただいた保護者の皆様、本当にありがとうございました。
子育てに自信が持てない理由の一つに「子どものやる気の引き出し方がわからない」とおっしゃる方が多いようです。
そもそもやる気は「有限」ですから、すべてのことに「やる気を出して!」と言われてもそれは無理なことです。
愛情から何とか子どものやる気を引き出したいと思うのは親心です。
これは保護者だけではなく、子供の成長をサポートする学校の教職員はじめ塾やクラブの先生も同じことです。
自分のことを思い出してみてください。
みなさんはどんな時に「やる気」になりますか?
そろそろやろうかな~と思っているときに、「○○まだやっていないの?」「なぜ、やらないの!!」「早くしなさい!」と言われて「よし!やろう!!」という気持ちになるでしょうか?
大方の人の答えは「NO」でしょう。
「言われなくてもわかっている!」「うるさいな!!」こんな反抗的な言葉を引き出しているのではないでしょうか?
この子の為と思って(愛情から)言ったことが裏目に出て、売り言葉に買い言葉・・・
お互いが嫌な気持ちを持ったまま「怒り」や「反抗心」になることもあると思います。
そこで今日は子どもの中にある「叶えたい未来の夢や目標」「今、少し困っていること」「モヤモヤ&イライラしていること」など、嘘偽りのないありのままの気持ちをそのまま受け取って「聴く」というワークショップをを体験していただきました。
まずは参加者同士のペアワークから。
初めてであった保護者同士が相手と見つめあいながら、自分自身の気持ちとコミュニケーションをすることからスタートです。
なぜならコミュニケーションのスタートは自分自身とコミュニケーションすることだからです。
私たちはつい人の目を意識してしまいます。
「人からどう思われるか・・・」とか、「こんなことを言ったら笑われる…」今日はそんな思いを一旦横に置いて、ありのままの自分の偽らない正直な気持ちを大切に扱うことを試していただきました。
なぜなら自分の正直な偽らない気持ちを感じ取れない人は、目の前の人の気持ちに対しても鈍感になってしまうからです。
コミュニケーションは何か特別なスキルを学んで頭で覚えるのではなく、感じ取るものなのです。
いくつかのテーマで自分の心の声にチューニングを合わせていくと、今まで心の奥の方にしまいこんでいた思いや、感情、懐かしい経験の一コマがあぶり出されてきたようで、もう止まらなくなったペアも多くいらっしゃいました。
自分の話を最後まで遮らずに、わかろうと一生懸命聴いてくれる人が目の前にいるだけで、自分のいいところや素敵なところを「もっとある!」と信じて受け取ってくれる人がいるだけで、私たちの心は柔らかく暖かくなっていくのです。
「上質なコミュニケーションは心を耕すこと…」
ほんの数分間のペアワークでしたが、「目の前の人のお顔が観音様のように見えてきた」「なんだかずっと前から知っている人のように感じられた」「別れがたいです…」など、皆さんの気持ちに変化が起きてきたようです。
これがコミュニケーションのダイナミックなところです。
このワークショップがそのまま子育てにも活かせます。
まずは子どもの話を最後まで相手の目を見ながら「聴く」こと。
耳から聞こえてくる音だけを拾うのではなく、表情やしぐさ、態度声のトーンなどすべてのものを感じ取りながらまだ言葉にならない心の声もわかろうと一生懸命聴いてみてください。
子どもが思いっきり話せる時間と話せる雰囲気を親がまず作り出すことが大切なのです。
そして親も本音を子どもに聴いてもらうこと・・・
親も辛い時は「辛い」と言っていいのです。もし何か失敗して気持ちが落ち込んでいるのなら
「今日、ママは凹んでいるの。聴いてくれる!?」と子どもにしっかり聴いてもらいましょう。
子どもは親が思うよりはるかに「親の気持ちを受け取る器」を持っています。
こうして大人も子どもも自分の気持ちの中にあるものをしっかり聴いてもらうだけで、心の中に余白が生まれてきます。
このスペースに「やる気の種」が埋まっているのです。
そして日ごろ言葉に出していない「子供の良いところ、好きなところ、」をいっぱい伝えてあげましょう。
この言葉が実は子どもの「やる気の種」を大きく育む栄養素なのです。
子どもをおだてるのではなく、元々いっぱい持っている素敵な資質「リソース」を言葉に出して子どもに届けてあげるのだけでいいのです。子どもの態度が変わってきます。
今日参加してくださったママ&パパがそうだったように、子どもたちも目がキラキラと輝きだし、少し照れくさそうに・・・でもうれしくてたまらない!!という笑顔になっていきます。
一歩前に進みだしたくなる「弾むような気持」が芽生えてくるのです。
これが「やる気の元」です。
コーチがしていることはそのやる気を引き出すお手伝いにすぎません。
パパやママが子どもたちのコーチです。
是非、コーチングのエッセンスをご家庭や学校で試してみてください。
必ず素敵な笑顔がそこから広がっていくことを信じて心から応援しています!

これから学校や家庭でコーチングを取り入れたいという方はどうぞお気軽にお問い合わせください!
皆さんとご一緒に素敵なコミュニケーションの時間を過ごすことを楽しみにしています。
お問い合わせは下記の㈱宙のHPから。メールまたはお電話でお願いいたします。
http://kuriu-sora.com
Tel:077‐526-7890

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