コラム

 公開日: 2016-09-15  最終更新日: 2017-03-29

フローリングの手入れはまめなワックスがポイント

フローリングにワックスを施すことで、床面にツヤを与え、水分やほこりの付着を防ぐことができます。

ワックスには、合成樹脂を主成分とする樹脂ワックス、ロウを有機溶剤で溶解した油性ワックス、ロウを水で溶解した水性ワックスの3種類あり、無垢にはどんな種類も使えます。

ワックスは、毎日少しずつはがれていくため、床面が露出する前にワックスがけする必要があります。無垢のフローリングに適した自然素材系ワックスがおすすめです。

フローリングにワックスがけする目的は?

フローリングに施すワックスは、床面にツヤ(光沢)を与える美観効果と、水分やほこりの付着を防ぐ防汚効果という、2つの効果があります。
仮に汚れがついても、ツルツルしているので、簡単に拭き取れるというメリットもあります。

ごく薄い被膜を形成することで、多少のキズを防ぐ働きもありますが、塗料ほどではありません。
最近はワックスいらずの「ノンワックスフローリング」が出ていますが、床掃除から解放されるわけではない点に注意してください。

ワックスの種類

多くのメーカーからさまざまなワックスが発売されていますが、大きく3種類に分類できます。

■樹脂ワックス
アクリル樹脂などの合成樹脂を主成分としたワックスです。マンションなどで最もよく使用されており、定番となっています。

■油性ワックス
主成分がロウのワックスです。ロウは本来固体なので、有機溶剤に溶解させて液状にします。

■水性ワックス
主成分がロウなのは油性ワックスと同じですが、溶剤として水を使用している点で異なります。

無垢のフローリングには、たいていのワックスが使えますが、合板からできた複合フローリングには、ロウを主成分とするワックスは適していません。ロウ系ワックスで仕上げた床に、樹脂ワックスを重ね塗りすることもNGです。

こまめな自然成分のワックスがけがおすすめ

人が歩き回ることで、フローリングのワックスは、毎日ほんのわずかですが、はがれていきます。はがれたままにしておくと、いつしか床面がむき出しとなり、汚れや水気に対して無防備となります。塗料よりも耐久期間は短いので、ある程度こまめなワックスがけが必要です。

家族構成やライフスタイルにもよりますが、通常は年3回(4カ月おき)ワックスがけをするとよいです。

DIYで既存ワックスへの重ね塗りでもOKですが、既存ワックスの剥離も含む、本格的で美しいワックスがけはわれわれプロにお任せください。

また、無垢のフローリングであれば、ワックスも自然素材にこだわりたいものです。ミツバチの巣やハゼの木から抽出したロウを、亜麻仁油のようなオイルで溶かした、化学薬品フリーのワックスが何種類かあります。

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