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コラム
公開日: 2015-04-27 最終更新日: 2017-05-11
痩せてる人と太っている人どっちが冷えやすいのか?
脂肪と筋肉の特徴
・脂肪は熱の放出を防ぎ保温効果があります。
・脂肪は一旦冷えると冷えた体温を保つので、なかなか温まりにくいです。
・筋肉(骨格筋)は動かすことにより熱を作ります。
それを踏まえて考えると、痩せていると当然ついてる脂肪が少ないので熱が逃げてしまい冷えやすいです。太っている人は発生した熱を体外へ放出しにくいので冷えにくいですが、一旦冷えるとなかなか温まりません。そして筋肉を動かしたときに熱が作られるので、筋肉量が多い、運動量が多い人は冷えにくい傾向にあります。
痩せてる人で、筋肉も脂肪も少ないと作られる熱も少なく保温効果もないので冷えやすくなります。太っている人で、筋肉が少なく脂肪が多いと、熱が作られず冷えた状態の体を保持するので、常に冷えることになります。
ダイエットと冷え
食事だけでダイエットした場合、体重は落ちますが落ちた体重のほとんどが筋肉だと考えられます。脂肪が落ちだすのは筋肉が落ちてからです。そうなると筋肉が減って脂肪がそのまま、つまり熱が作られず冷えた状態で体温が保たれることになります。もしかするとダイエット前よりも冷えを感じるようになるかもしれません。そうなると今度は代謝が落ち、痩せにくい体になってしまいます。だから、ダイエットする場合は必ず筋肉を落とさないよう運動を取り入れるようにしてください。
冷えにくい体は
筋肉があっても動かなければ熱は作られません。脂肪があっても熱が作られなければ保温できません。ですから筋肉と脂肪の観点からいくと、一番いいのは程よい筋肉がありそれを程よく脂肪が覆っている、そしてその状態でよく動く人です。
筋肉と脂肪が全てではない
冷えをなくしていくなら、痩せていても、太っていても今より筋肉つけて、今より動くようにすれば現状に変化がでてくるでしょう。ただし、体が冷えるかどうかは筋肉と脂肪だけではありません。食事の違いや生活習慣の違い、本人の体の基礎機能の違いなどから同じ筋肉や脂肪の状態でも冷える人冷えない人が出てきます。体は複雑に色々なことが絡んで作られています。心の持ち方も体に影響してきます。ですから冷えを改善するのであれば、「筋肉と脂肪」と部分だけを見るのではなく体全体でみていくことも必要です。
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