施術と指導で快適に動ける体へ導く整体のプロ
コラム
公開日: 2015-04-28 最終更新日: 2017-04-27
腰痛のための体操。やって良い時、悪い時
腰痛の改善のため、「こんな体操をしてください」「こんなストレッチをしてください」と当院では指導しています。体操をすることで改善を実感されている方がたくさんいらっしゃいますが中には「体操すると痛いのですが・・・」「張ってきて辛いんですが・・・」「続けてても大丈夫ですか?」と不安に感じる方もいらっしゃるようです。この場合どこに痛みがくるか、どこが張ってくるかで続けた方が良いのかどうか変わってきます。
足やお尻が痛い
足やお尻の筋肉が弱っていると腰への負担が大きくなり腰痛を招きやすいです。ですから腰痛改善のための体操は主に足やお尻の筋肉強化であることが多いです。体操をして足やお尻に痛みが出る、張りを感じる、であれば続けてもらっても大丈夫です。それはお尻や足の筋肉が弱っている証拠です。鍛えれば改善する伸びしろがあると考えると良いでしょう。
腰が痛い
体操の動作をした時に腰が痛い場合はやめておきましょう。
この「痛い」は人によって感覚が違うので、目安が難しいのですが、顔をしかめてしまうくらい痛みが出る様ならやめておきましょう。少し痛みや違和感はあるけど動かせるならやってもらって構いません。その時体操したいな、出来そうだなと思えばおそらく問題はないでしょう。同じような痛みでも大丈夫だなと思える時と、なんか感覚が違うやったらまずい気がする時があります。動物の勘みたいなものです。その感覚は本来誰にでもあるのですが、つい誰かが言ってた通り、誰かが書いてた通りに当てはめようとするので感覚が鈍ってしまいます。自分の感覚を大事にしてください。
絶対やってはいけないこと
腰が痛い場合はやめておきましょうと言いましたが、絶対に避けたいことがあります。それは、まだ痛いから今日はやめておこう、翌日もまだなんとなく痛いからやめておこうと大事をとりすぎることです。完全に痛みが無くなるまでじっとしていたら、さあ動こうと思っても以前と同じように動かすことは難しくなることがあります。体は動かさないと動きにくくなってくるのです。歳を重ねるとほんの3日動かさなかっただけで動きにくくなったなんてことも起こります。その動きにくさをかばうためにいつもと違う体の使い方をして次の痛みを作ってしまったりするのです。腰痛が治った後もスムーズな生活を送りたいなら安静にし過ぎるのは禁物です。
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