コラム

 公開日: 2014-06-11 

企業戦士のためのワークライフバランス講座概要

「企業戦士のためのワークライフバランス」講座概要  船越教育相談室 船越克真

□この企業研修について
ワークライフバランスを健全にするとは、仕事生活と家庭生活のどちらの生活も快適にし、人生でベストパフォーマンスを発揮できるように、両者を健全にすることである。そのためには、仕事環境を健全にすることはもちろん、家庭生活の健全化も同時に行わなければならない。
しかし、多くのお父さんの話では、仕事に追われて家庭生活の運営はお母さんに任せきりであるとの声をよく聞く。今はイクメンブームで、お父さんの子育て参加は必要である認識は広まったが、いざ自分が子育てに参加するとなると、どうしていいか途方に暮れるお父さんの姿が思い浮かぶ。かくいう自分も、以前は仕事に追われ、子どもたちが起きる前に出勤し子どもたちが寝てから帰る、休日盆正月もない、動いている子どもたちを見たことがなかった父親だった。
家族の一員としての居場所がないお父さんは、当然家庭で気持ちの安定や休息が得られないため、常に緊張した状態にいることになる。仕事でベストパフォーマンスを発揮するために必要な安定や休息を得られる場所がなくなる。ほんとうは家族のために一生懸命働いているのに、働きがいがない。仕事に対するモチベーションも下がってしまう。
一方で、会社の一員としての働きも同時に求められる。厳しい経済環境の中で、個々の社員の負担が増えている。今は時短の必要性が声高に唱えられている。社員の勤務時間をすぐに短くできる会社はいいが、そうはいかない会社もある。そんな会社の社員は、ライフの部分を充実させ、仕事でベストパフォーマンスを発揮できないのか。
そんなことはない。たとえ遅く帰って早く家を出る生活をしていても、十分家族に一員として機能することができる。お父さんとして子どもや奥さんに認められ、幸せな家庭を築くことができる。
私は、子育てを「量より質」で考えたい。たとえ15分しか子どもに接することができなくても、その15分を充実させることはできる。毎日接することができなくても、週末1時間だけでもいい。室の高い触れ合いが、お父さんと子ども、奥さんとのつながりを深めることができる。いやいやしんどそうに毎日お風呂に入れるのなら、それをやめて週末1時間楽しくキャッチボールをしたほうが、子どもにとってはうれしいのである。怖い顔をしたお父さんばかり見るより、たまに見せるお父さんの笑顔に、子どもや奥さんは絆を感じる。
専門の教育や子育てのスキルを駆使して考えたのが、この研修である。
京都の町衆は、伝統的に、自分の店が儲かるだけでなく、京都が発展するために力を注いできた。明治の小学校は、先の時代に必要な教育を子どもたちにつけるために、町衆がお金を出して作ったものである。京都の会社は、この京都らしさの伝統を受け継ぎ、次の社会のために貢献する姿勢を持つ。「京都らしい」会社を増やすのも、意義があると思われる。
求める人材は、企業によって多種多様であろう。この講座は、企業における人材育成の一環として、各企業のニーズに応じて目標を掲げる。また、扱う教材や講座の流れも、個々の企業に合わせてオンデマンド方式の講座にする。
また、講座を組むにあたって、各企業においても多様なニーズに合わせるために、メンバーをかえた複数回の講座を企画する。さらに、興味を持っていただいた企業には、社員さんに研修をするだけでなく、社員さん個々の、お父さんとしての相談にも応じる。研修だけでなく、その後のケアも大切にする。

□この講座の目標
この講座では、「企業で戦力になる社員さんに長く勤めてもらう」ことを目標にする。
戦力になる社員さんとは、
①仕事の技術や対人関係のスキルを持つ
②体力があり、健康である
③こころが安定している
の3つの要素が考えられる。
ライフの充実は、お父さんとして家族と付き合うことから、対人関係のスキルを磨くことができ、このスキルが①仕事上のスキルに直結する。また、仕事人としては休養回復の場である家庭生活を充実することによって、②身体の健康に寄与する。さらに、安定した家庭生活は、③安定したこころの維持に欠かせない。ライフの充実は、戦力になる社員さんになるには欠かせないと言える。
「戦力になる社員さん」に長く勤めてもらうことは、
①企業内にスキルの蓄積を可能にする
②社員の会社に対する責任感を醸し出す。
の2つの効果が期待できる。
また、ワークライフバランスに取り組む企業の姿勢は、社員さん採用の時にプラスの印象を与える。今、就職活動で一番関心があるのは、「ブラック企業」問題であろう。長時間拘束によって自分の時間を取れない、人間らしく働けない不安が、採用される側にも蔓延している。この企業の社員さんになったら、自分の生活も楽しくできて、かつ仕事にも打ち込める。そんな将来像が描けたら、志願者が増えるであろう。さらに、社員さんを大事にする会社は、社会的に好印象を与える。
お父さんであることは、家族の一員にとどまらず、地域社会の一員としての役割も果たすことになる。地域の一員としてのお父さんの地位を確保することは、定年後介護などが必要になった場合、生活の手助けを地域に求めやすくなる。また、子育て資源としての地域活性にも役立ち、子供の健全育成の一翼を担うことになる。
このように、「戦力になる社員さんに長く勤めてもらう」ことは、会社にとっての利益だけでなく、地域全体の利益にもつながる。

□講座のしくみ
まず、各企業ご担当者様に、「各企業様共通講座」を受けていただく。その後、ご単層者様とのカウンセリングで各企業様オリジナルのニーズをお聞きしオリジナルの講座を企画する。
知識を得る→講義
実際どうやって解決するか、試してみる→ロールプレイング

□講座の人員
総論は80名まで。各論は各20名まで。

□講師
船越克真

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