コラム

2012-11-05

帰化の要件 その3 ~ 素行が善良であることの目安 ~

帰化の要件 その3
~ 素行が善良であることの目安 ~

日本への帰化を検討されている京都や滋賀、大阪などにお住まいの在日外国人のみなさまから、素行が善良であるとは具体的にはどのようなことか?というご質問をよく受けますので、概略をご案内します。

素行が善良であるとは、簡単に言いますと、社会一般の人から見て、まじめな人で普通に日本で生活していることです。 前回は、よくある交通違反についてご案内しましたが、まじめな人でも交通違反を起こすではないか?というのは屁理屈に過ぎません。

交通違反と交通事故をのぞくと、次のようなことがらで判断されます。
もちろん、ケースバイケースであり、素行が善良であるかは、出生から現在に至るまでの、本人のすべての履歴について総合的に判断されますので、あくまでも目安としてください。

■ きちんと税金や保険料、年金を納めているか?
サラリーマンの外国人の方にはあまり関係ありませんが、永住者や日本人の配偶者等、投資・経営などの在留資格の外国人の方が会社やお店を経営されている場合、以下に注意してください。

・税務署から修正申告を命じられた
指導に従い、修正申告をして可能すれば問題ありません。 ただし、度重なる脱税行為や悪質な場合、大変不利になると思います。

・会社が赤字である
赤字が一過性のもので、将来改善する見込みがある場合は大丈夫だと思いますが、帰化申請よりもビジネスの改善に傾注すべきでないでしょうか。

・役員報酬額が低過ぎる
常識的に判断して、日本で生活するには相応の収入が必要です。 ただでさえ厳しい財政の中、帰化申請の時点で、生活保護の対象となりかねない外国人に対して、許可される可能性は期待できません。

■ 前科はないか?
酔っ払ったあげく街でケンカをしてしまい、警察に捕まったというご相談をいただいたことがあります。 褒められたことではありませんが、相手も悪く不起訴なら大きな問題はないようですが、正直に申告し反省の意を示すべきだと思います。

・家族が服役中である
家族は家族、本人は本人のこととして判断されていますので、特に影響はないようです。 しかし、ご家族が服役される経緯については説明する必要があるでしょう。

・前科がある
審査が厳しくなる事は間違いありませんが、一度罪を犯したから絶対に帰化が認められない訳でもありません。 もちろん、真摯に反省し更正していることが条件ですし、そのことを証明するためにある程度の年月が経過していることが必要です。

・執行猶予中である
猶予期間が過ぎるまでは、刑の言渡しの効力は消滅しませんので、期間が経過してから帰化申請することになります。 真摯に反省し更正していることは、前科がある場合と同様、当然のことです。

■ 社会に迷惑をかけるような行為はしていないか?
本人、若しくは親族が暴力団に加入していた、密接に関わっていた場合、素行が善良であるという要件の他に、日本国憲法遵守しなければならないとう要件からも厳しく審査されますので、所謂堅気になって相当年数が経過するなどの特別な事情がない限り、認められることはないようです。

・許認可を必要とする職業を無許可で行っていた
言語道断です。
ばれなかったら大丈夫という考え方は、絶対にしないでください。 帰化申請に限ったことではありませんが、脱法行為は必ず判明します。


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