コラム

 公開日: 2018-01-13 

家の断熱性能を高めると起こるベリーナイスなコト

どうも。
木の家をつくるプロフェッショナル工務店きーてらすのあおかわです。

今日は基本中の基本。断熱・気密を強化するとどんな素敵なことが起きるのか・・。それについて一緒に考えてみましょう。それでは新年早々レッツゴーです。

断熱を強化する目的は?

断熱強化の目的は3つあります。
①体感温度の調整+改善
②室内温度のむらの軽減
③エネルギー消費を抑える。(冷暖房費ランニングコストの改善)の3つが代表的にあげられます。

まず体感温度の調整・改善です。
同じ室温でも床、天井、壁の表面温度の違いで体感温度は変化します。仮に、室温が20℃として外気温度が0℃の場合、我が家程度の断熱性能の家だとおそらくですが、室内壁表面温度は10℃程度もしくはそれ以下にまで下がっているでしょう。
なので、室温が20℃だとしても周囲の壁や床の表面温度が低ければ体感的には13℃前後くらいにしか感じれないのです。また、顔だけが温かい、なんかのぼせてるみたい・・・。と感じるのも上下の温度差があるためにおこることです。
暖かい空気は上昇し冷たい空気が下へと動く自然対流がごく微量でも起こっているんですね。

この上下の温度差がなくなるとどうなるのか?自然体流は軽減され室内、家全体がほぼ同じ温度になるため、体感温度も改善され心地のいい空間をつくることができます。

室内温度のむらはどうでしょう。
真冬だと急激な温度変化による「ヒートショック」などが軽減されます。だってどこの部屋にいても温度差がないんですよ。浴室も当然寒くはありませんし、洗面室もそう。急激な温度差がない以上急激な血圧の下降も見られないというわけです。
まあ、熱いお風呂につかる前は、かかり湯などして徐々に身体を温度に慣らしてあげることは大切ですね。

また、温度むらが少ないため北向きの非暖房室での結露の解消にも大きく貢献します。断熱は大切ですね。

最後に、エネルギー消費量が低くなるのは当然ですね。
断熱性能が強化されていると、設定室内温度までに至る時間が短くなります。また、暖房停止後の温度変化も低くなります。冷暖房費のランニングコストにも貢献し、設備機器選定時のイニシャルコストにも貢献してしまうのです。
だってそうでしょ!暖房効率のいい住宅だから、そこまで容量のバカでかい機器を選定する必要もなくなるというわけです。

冬のあおかわ家を例に挙げてみましょう


ここで我が家を例に挙げてみます。※今後、幾度となく我が家が例に挙げられます。それは断熱性能がとても低い家の代表だからであります。

今ぐらいの季節になると、室内温度が朝一番だと6度程度にまで下がっています。もうね、これだけ部屋が寒いと愛犬マックスも凍えてるんじゃないだろうかと毎日毎日心配になります。

我が家で使用している暖房機は開放型暖房機と呼ばれるガスファンヒーター+床暖房です。このスペシャルな組み合わせにより、快適な室内空間を演出しております。と、言いたいのですが、そんなことはありません。

ファンヒーターで室内温度を20℃まで上げてもなぜか寒く感じるのです。つまり、室温は20℃まで上がっているのに体感温度はおそらくもっと低く感じているのです。※10℃前後である可能性があります。全員がフリースを着用しております。
なぜか?それは、我が家の家が断熱性能がとても低いからであります。

ガスファンヒータによって室内全体を温めているつもりでいますが、リビング以外の部屋、和室、廊下、キッチンからわんさか、わんさかと冷気が押し寄せてくるのです。
つまり、不快な自然対流が室内で延々と続く、そう!冷気による不のスパイラルに陥っているのです!(笑)
暖かい空気は天井付近に上昇し冷たい冷気が廊下、和室、キッチン、窓から押し寄せる。

もう。冷気が止まらな。

なんて冗談のように書いていますが実際、無茶苦茶寒いです。
床暖房もガンガンですが、床下の断熱材の厚みがグラスウール50㎜では炊いても炊いても尻から冷めていくようなものです。「今温かいよ」と思った30分後にはもう床が冷たい状態です。光熱費もそりゃー高ですよね。ガス代半端じゃありません。

と、断熱を強化していないと、こういうことが起こるんですね。怖いです。

我が家で1Fだけでも断熱・気密を強化したら、各部屋の温度むらが軽減されます。また、暖房質の天井付近と床付近の上下の温度差も低くなります。
暖房しているのになぜか寒いということが起きなくなります。
床材を無垢のフローリングに変更したら、蓄熱効果もあって床暖房ともお別れかもしれません。

まとめます。
断熱を強化することによって得られるメリットは、表面温度と室内温度の差が低いため体感温度が改善され、室内温度のむらも軽減される。ヒートショックなどの家庭内事故の心配もなくなるのと同時に、北側室でおこる結露の心配もなくなる。極め付けが、冷暖房費が低く抑えられお財布に優しい。というとてつもないメリットが押し寄せるということです。

どうですか!お客さん!

と、断熱強化により得られるメリットを書いてみました。
この次からは本格的に断熱・気密・換気に切り込んでいこうと考えています。

それでは。
「あなた笑顔が素敵ね。私がもう少し若かったらほっとかないよ!」と80歳の姫君に言われた。笑顔が素敵なあおかわでした。


あとがき

ぼくは大きな目標をどうしても掲げがちですぐ疲れるタイプ。そんなぼくにとってもマッチする本を図書館で借りてきました。「小さな習慣」これがなかなか良かった!

毎日少しだけの習慣をつくる。例えば腕立てを1回必ず毎日する。この程度の習慣です。ぼくもこの本を読んで自分なりの小さな習慣を3つ作ってみました。

①毎日1ページでもいいので読書をする
②ブログを書かなくてもいいので記事管理画面を1日一回必ず開く
③毎日50ワード内省日記をつける
これだけです。(笑)

自分なりのこの小さな習慣がどんなことになるのか・・・楽しみです。
今日もブログ管理画面開いてこの記事を書いたので、良しでしょ。

子供たちも一緒に小さな習慣をつくりました。ほんとに小さい習慣なので続けられるでしょうね(笑)
これがこの本のねらいです。

2018年もどうぞよろしくお願いいたします!

この記事を書いたプロ

株式会社きーてらす 二級建築士事務所 [ホームページ]

建築家 青川剛気

京都府京都市伏見区淀木津町420 [地図]
TEL:0120-37-6010

  • 問い合わせ
  • 資料請求

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

0

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
 
このプロの紹介記事
株式会社きーてらす/二級建築士事務所 青川剛気さん

ヒノキの成分や強度を守る方法で製材し、卸値で住宅にいかす(1/3)

 「住んでいるだけで落ち着く、そんなヒノキの家を低予算で建てませんか」というのは、株式会社きーてらすの代表で、建築士の青川剛気さんです。青川さんが建てた家に住む家族からは「香りがいい」「森林浴をしているみたい」といった感想が多く寄せられてい...

青川剛気プロに相談してみよう!

京都新聞 マイベストプロ

「木のオタク」と自称するほど、木材と木の家に大きな愛情を注ぐ

会社名 : 株式会社きーてらす 二級建築士事務所
住所 : 京都府京都市伏見区淀木津町420 [地図]
TEL : 0120-37-6010

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

0120-37-6010

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

青川剛気(あおかわごうき)

株式会社きーてらす 二級建築士事務所

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる このプロに資料を請求する
プロのおすすめコラム
二股ひのきの一枚板カウンター材入荷
イメージ

こんにちは。ひのき愛に満ちた男=あおかわです。先日、浜松の原木市場で最高のひのきを二本ゲットしてきた...

[ DIYで使える一枚板の紹介 ]

省エネ性能は家の形状どれくらい変わるのか
イメージ

どうも。木の家をつくるプロフェッショナル工務店きーてらすのあおかわです。今日は一緒に家の形状で省エネ...

[ プロフェッショナル工務店のイエヅクリ ]

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。2018年が皆さまにとって素敵な年になることを、心より願っております。私...

2017年もありがとうございました

どうも。木の家をつくるプロフェッショナル工務店 きーてらすのあおかわです。2017年も本日をもちまして無...

無垢のヒノキを家の構造体に積極的に使うために木材履歴書を全棟につけます。
イメージ

どうも。オレのフレームワーク(骨格)は恐竜並みだぜ・・な男=あおかわです。ぼくが代表を務める会社きー...

[ プロフェッショナル工務店のイエヅクリ ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ