コラム

2011-11-01

ターゲットを設定するということ Vol.3「性別」

年齢につづいての要素は「性別」。
「性別」については、男女平等、機会均等など男女の差別がないように様々な法律や制度が設けられていますが、ここでいう「性別」という要素は差別ではなく分類です。

いくら法の下において男女は平等であっても「男性特有」とか「女性特有」というものは必ず存在します。何度も言いますがこれは差別ではなく分類であり、分析です。
今現在の日本では通常ほとんどの男性はブラジャーをしませんし、女性は髭を生やしません。
これは別にお互いを差別しているからではなく、特性であり、慣例です。

よく行政のポスターやパンフレットのデザインコンペで、男女の服装の色について先入観に基づいたカラーリング(男性は青、女性は赤など)を避けるようにという項目があります。
しかし、こういう条件は極めてナンセンス。
別にこれは男色、女色などという考え方ではなく、単に性別のイメージをカラーで表現しているに過ぎないのに、過剰に男女平等という考え方を意識をしすぎているといえないでしょうか。
現に公共施設のトイレ表示は男性用が青、女性用が赤となっている場合がほとんどです。

どこまで行っても男性と女性は同じではありませんから、どちらが上とか下とかではなく、人間に性別が2種類あることは永遠に変わりがないのです。
ですから、それぞれに消費行動や趣味嗜好が違って当たり前ですし、同じである方が不自然なのです。

つまり「性別」という要素は不変であり、最も確実な要素なのです。
ターゲットの分類においてそれ以外の要素は、少なからず曖昧な要素を含んでいますが、この「性別」という分類だけは、まったくぶれがありません。
そういう意味では、ターゲットの分類において一番最初に考えないといけない項目であるといえます。
「男性向け」か「女性向け」か、それともどちらでもよいか。
場合によっては「男性向けだけど女性でも可」とか、またはその逆とか。

こうして分類するだけでも全人口を約半分に絞り込むことができるのです。
ターゲットを絞るということは、ターゲット以外を削り落としていく作業ですから、ここで大きく約半分に削ってしまえるということです。
そしてさらに他の項目で絞り込んでゆく作業を続けていけばいいのです。

通常、「性別」という項目は無意識のうちに分類していることがほとんどですが、食品のように「どちらでも可」というようなものも存在します。別にどちらが食べても特に支障はないからです。
ただし、その食品を企画する側はどちらに向けての商品であるかということを明確に思い描く必要があります。そうすることでその商品のイメージをぶれのないしっかりとしたものに築きあげていく必要があるのです。
買う側にその商品のイメージをできるだけ鮮明に伝えるためにその作業は必要なのです。
ただし、買う側はそれをとらえてどう判断しようが勝手ですから、企画する側もあらかじめそのことは想定しておかなければなりませんが・・・・。

そういう風に考えると「性別」という要素は絶対的な要素でありながらも、商品の種類によっては曖昧な要素にもなり得るということがわかります。
これから企画する商品がそのどちらに属するか・・・・。

「性別」という要素は、まずその判断からスタートなのかもしれません。

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