Q&A(このプロの回答)

中学受験について
小学二年生の子を持つ親です。
今のところは中学受験については考えておらず、地元の公立中学への進学させるつもりでいます。
しかし、私たちの住む市では、小中一貫教育の導入が進められつつあるのですが、学校側や教育委員会の説明があまりにも不十分で、このまま中学校以降の教育も公立に任せておいて大丈夫なのか疑問に感じることも多くなってきました。
このまま不信感が募るようであれば、私立受験もやむなしかなとも思い始めています。
もし、中学校の段階での私立受験を検討しはじめるとしたら、準備は大体何年生ぐらいから始めるものなのでしょうか?
投稿日時:2010-07-13 17:48:58
出産・子育て

江川伸二 えがわしんじ

江川伸二の回答

中学受験の勉強開始時期について

この度は、お問合せいただき有難うございます。
お子様の進路について、様々な不安をお感じの事と存じます。
ここでは、ご質問の中学受験の事についてお話しいたします。

「中学校の段階での私立受験を検討しはじめるとしたら、準備は大体何年生
ぐらいから始めるものなのでしょうか?」

何年から準備を始めるものか、という事につきましては、
明確に「何年から」という答えはございません。
志望校や、お子様の学力や状況によっても異なってまいります。

一般的には、4年から始める場合が多いように思います。
5年から、受験に向けてのカリキュラムを組んでいる塾も多くありますが、
その前段階で、基本の勉強をしておく事は、大切だと思います。
仮に4年の段階で「本当に中学入試をするかどうか」ご家庭の方針が定まっていない場合でも、
4年生の1年間を「塾に慣れる期間」として位置づけ、
5年生になった段階で本格的に意思決定をするというシナリオが描けます。
(実際、京進でお通いになっているご方でも、そのようなご家庭が多いのが現状です)

ただ
洛南や洛星などの超難関中学を目指す場合は、その限りではありません。

4年生以前に、3年生から、あるいはもっと早くからでも、本格的な受験勉強の基礎を固められる方もいらっしゃいます。
これらの超難関校入試では、知識量の多さは当然ですが、その知識を使って、
どれだけ応用できるかが問われます。
そのためには、一定の時間が必要になるという訳です。

実際、全国展開している「四谷大塚」では、
5年からのハイレベルな勉強に備えて、4年で「予習シリーズ」を使って、4科目の基本を固めます。
また、3年で、「ジュニア予習シリーズ」を使って、算数・国語の基礎力をつける、というシステムになっておりますし、
さらに早くから対策を始めるために、小1、小2から塾に通って、頑張っておられるお子様もたくさん、いらっしゃいます。

一方で、6年からでは絶対に中学入試は無理なのか?というお問合せもあります。

その時点でのお子様の学力と志望校によって、一概に無理、とは申せません。
学校の勉強が十分に出来ており、また、それほど難易度の高くない中学の場合、
準備期間は短くても合格される場合もございます。

しかし、中学入試には「まさか(こんな子が落ちる)」はあっても「まぐれ」は無い。と言われます。
これだけやったから絶対という事はありません。
ですから、早め早めの準備が合格確率を高めると考えられた方が良いと思います。

早期から通塾する事によるメリットは、基礎力を確実に固める事で、
本格的な受験勉強になったときに実力の上積みをしやすくなる事、それと、学習習慣がつく事などが上げられます。
ただし、しっかりとした目標や受験に対する意識をもたずに、低学年から受験生活に突入した場合は、
途中で息切れするときがありますので、ご家庭の意志とお子様の意志を、対話によってできるだけ刷り合わせされた上で、
中学入試の準備に取り掛かられる事が望ましいと思います。

最後に、
一般論ですが、中学受験をすると決めて、早期から準備を始める場合のポイントを記しておきます。

①お子様に対して、勉強に対する知的好奇心を向上させる働きかけをしてあげる。
実験や観察などを積極的に取り入れる事も有効ですが、
なにより、お子様の勉強状況をよく聞いてあげる事、お子様が頑張って出来た事を褒めてあげる事が大切だと思います。

②お子様にも、しっかりと目標を持ってもらう事。
「何故、受験勉強をしているのか」が分からなくては、子供もやる気が持続しにくくなります。
実際に、希望の私立中学を見に行ったりして、何故、中学受験をするのかという事についてしっかりと話をしてあげる。
低学年の時に、お子様が「勉強は楽しい」と思い、目標をしっかりと持つ事が出来れば、途中で息切れする事は少なくなると思います。

いずれにせよ、特に人気の高い中学に合格していただだく為には、相当の勉強量が必要になります。
苦しい時もあると思いますし、他の習い事などを犠牲にしなければならない場合もございます。

また、それだけ頑張らせて、失敗した時の子供のショックを考えると、不安をお感じになる事もあると思います。

繰り返しますが、
中学受験をするかしないかについては、お子様も含めてご家庭でしっかりと話をして、納得のうえで進めていただく事と、
入試勉強の結果(合否)だけを重視するのではなく、その過程で得るもの(努力することの大切さを学ぶ。
克己心を学ぶ。生活にリズムをつけることを学ぶ等)も重視されることをお勧め致します。 

ご家庭がお子様に対して「結果」だけを求めるがあまり、せっかく合格しても、その後、お子様が勉強嫌いになったとか、
残念ながら不合格になった為、お子様が自信を喪失されて、なかなか立ち直れなかったという事例もあります。

結果は非常に大切ですし、どの塾の先生方も「何とか合格させてあげたい」と考え、力を尽くされると思いますが
どこかに「受験勉強そのものが子どもにとってプラスになる。良い人生経験のひとつだ」という考えを持っておかれることも大事だと思います。  


いずれに致しましても、ご家庭の方針、現在のお子様の学力、志望校などの条件によって、アドバイスできる事は異なると思います。
できるだけ信頼できる学習塾で気軽に相談された上で、意思決定をされることをお勧め致します。

もし、よろしければ、京進のお客様相談センターの江川までお電話いだだき、
詳しい状況をお聞かせ願えれば、もう少し具体的なお話もさせていただけるかと存じます。
もちろん「相談センターに電話を頂戴したから、京進に入室しなければならない」という事は一切ございませんので、
安心してお気軽にご相談ください。
電話番号は 0120-552-979
受付時間は平日午前11時から午後7時(7月21日~26日は受付を休止しております)
ぜひ、お待ちしております。

回答日時:2010-07-14

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