コラム

 公開日: 2014-03-11 

ほんとにただの無神経? ~遠慮なく物を言う人、言える人の心理構造~

言いたい事を言う、言いたい事を言えるというのは
相手を尊重してるから言えるんですね。
相手の事を尊重してなかったら言いたい事も言えません。

確かに感情的に言いたい放題言ってるだけの人もいますが
思ってる事も言えないような関係だと
私はあなたに対して口出ししないから、あなたも私に口出ししないでくれ
自分には関わらないでくれと、相手に対して要求してるようなものです。

つまり、私に意見するなと相手をコントロールしようとしてるんですね。
表面的な理由は気が弱いからとか遠慮してとか
性格的に言いたい事があっても言えないからかもしれませんが
心理的には相手に対するコントロールです。

しかしそうではなく、お互い言いたい事を言い合えるような関係ですと
どうぞどうぞ遠慮なく言いたい事を言ってくださいよと
相手の自由に発言する権利を容認してるわけですね。
つまり、相手の事を尊重してるからこそ遠慮なく言いたい事を言えるのです。
そうでないと相手はダメで、自分だけ言いたい放題は出来ませんもんね。

私は言いたい事があれば遠慮なく言うけど
あなたも私に言いたい事があれば遠慮なく言ってくださいと
相手の自由に発言する権利を認めてるのです。

親子関係のように、親の自分は一方的に言うけどお前は口答えするなというような関係では
ちっとも相手を尊重してないのです。
相手が子供であろうと誰であろうと関係ありません。
人間は対等な関係の中でこそ、最も理想的な人間関係を築けるのです。

思った事をハッキリ言う人は、一見無神経なように見えるかもしれませんが
心理的には相手を尊重してるからこそ遠慮なく物を言えるんですね。

そう考えると遠慮なく物を言うという事は
自分のためにも、そして相手のためにもなるのです。
自分は心の中に溜め込む事なく言いたい事を言えますし
相手も自分の思ってる事を遠慮なく言えるのですから。

もちろん性格の面で言いたい事があっても言えないというのは別ですよ。
あくまで心理的なお話です。

しかし実際に遠慮なく物を言おうと思ったら
相当心を広く開放しなければとても言えるものではありません。
相手から何を言われても、どういう反応が返って来ても
しっかり受け止めなければなりませんし、もしかしたら傷つくかもしれないのですから。

とはいえ、言えないものを無理して言う必要はないですし
言えるようになりなさいと言ってるわけでもありません。
ただ心理学のお話をしてるだけなんですから。
言われたら何でもしなければいけない、そうした方がいいと思ってるとしんどいですよ。

ただ、知識として知っておくのと知らないのとでは随分違いますけどね。
例え出来なくても、仕組みさえ知っておけばコントロールは出来るようになります。
そういう人もいるんだと人の心理を知っておけば、自分の感情に流される事はありません。

そうです。
人は何に負けてるのかというと、自分の心に負けてるんですね。
自分自身の心の弱さに負けてるんです。

つまり、心を鍛えればそうそうヘコタレるような事はなくなるのです。
そして心理カウンセリングによって心を鍛える事が出来ますし
私は生き方を学ぶと言ってますが、心理学によって生き方を学ぶ事も出来るのです。

どうかあなたも人の顔色を窺う事なく、自分の人生を堂々と生きられるように
心理カウンセリングで強い心を身に付けてくださいね。


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