コラム

 公開日: 2014-09-14 

神の正体―その2 ~これまで信じられていた神が姿を消す時~

前回は神の正体が何であるかについて書きましたが
今回はなぜ神は自分なのかがよくわかるお話です。

そもそも夜は神の世界です。
昼間の人間の世界に取って代わり、夜は神の支配する世界に変わるんですね。

少し振り返ってみてください。
どんな神事も、たいていは夜の間に厳かに行われます。
昼間から派手に行われる事はありませんし
日中に行われるようなものは神事ではなく、人間の行うお祭り(祭事)です。

日中は人間が活動する、人間の世界。
そして私たち人間は、基本的に夜になると眠ります。
寝ると何が起こるか?

そうです、夢を見るんですね。

そして何が夢を見せてるのかと言うと
そうです、私たち自身の脳なんですね。

神とは自分の脳だという事に気づけば
夜は神の支配する世界であり、その神は自分自身の脳ですから
自分を支配してるものは自分の脳であるという事にも気づきます。

これが、神は自分の脳だったという解に辿り着くわけです。

つまり
宵の入り、夜も更けて来ると、人間は活動を停止し(身体は眠り)
眠りに落ちる夜は脳が、つまり神が支配する世界に変わるのです。
身体は寝てても脳は活動してますからね。
もはや人間である自分の意思で自分をコントロールする事は出来ません。

ですからそんな時に寝ないでいつまでも起きてると
日中はコントロール出来ていた自分を失い
まさに正気を失ったような行動を起こしてしまうのです。

この状態が、宗教で言うところの“悪魔”であるのかもしれませんね。
確かに夜更かししてやる事と言えば、たいていは良からぬ事ばかりですから。

普段人は自分で考えて、全部自分の意思で動いてると思ってますが
その意思は本当に自分の意思なのか、それともただ神に支配されてるだけなのか
夜に神が支配する世界のように、自由の効かない暴走する神を
人間である時に自分でしっかりコントロールしてるのかでは大きく違うのです。

神の支配が始まれば、自分の意思ではどうしようもありませんが
日中の自分の意識がしっかりしてる時までコントロールを奪われてしまうと
ひたすら神に懺悔するだけの、許しを請い続けるだけの人生になってしまいます。

これまでのお話のように、神とは自分自身の脳ですから
他の人の脳であれば、それはまた別の神であると言えます。

ですから神の支配とは何も自分だけでなく
他の人にコントロール(支配)されるのも同様で
やはり苦しみの中で生きる事になるのは言うまでもありません。

神の世界は人間の立ち入る世界ではなく、また、立ち入ってはいけない世界です。
だからこそ人間の世界では、決して自分を乗っ取られてはいけませんし
(自分が自分でない状態になる事)
他人という神を支配しようとするのもどういう結末を迎える事になるのか
想像に難くないでしょう。

人は夜になると眠り、神の支配する世界に変わりますから
人間は眠らないといけません。
でないと人間である魂を自分ではコントロール出来ず、人は悪魔になってしまうのです。

そして永遠の眠りという言葉があるように
もちろんそのまま目覚めなければ、人はあの世へと旅立った状態になるわけです。

これで今まで考えられて来た宗教が言う
神や悪魔とはどのような存在(正しくは状態)なのかにも説明がつきますね。

神の世界や悪魔というような言葉を多用してますから
宗教のお話をしてるように思われるかもしれませんが、全く違います。
私自身も宗教関係者ではありませんし、神秘主義者でもありません。

むしろ無神論者だからこそ物事を客観的に、冷静に捉えようとしているのです。
もちろん神や宗教を侮辱したり冒涜する気は一切ありませんので
誤解なきようよろしくお願い致します。

本当に真面目な内容として書いてはいますが
一コラムとして偏見を持たず、信じるとか信じないではなく
純粋に読み物としてご覧頂ければと思います。


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