コラム

 公開日: 2016-05-26 

脅迫文などの威力業務妨害が増加している傾向について ~「目には目を、歯には歯を」の防犯対策~

また最近、爆弾を仕掛けたとか毒物(異物)を混入したなどと
犯行をほのめかすような脅迫文の騒動が増えてますけども
このような威力業務妨害に当たる犯行予告は昔からちょくちょくありました。

インターネットの書き込みなどは日常茶飯事ですし
このような真偽不明の犯行声明であっても、やはり目にしたからには放置しておくわけにはいかず
その都度業務を中断してまで対応しなければならない厄介な犯罪です。

たいていは悪質ないたずら程度で何事も無く済む場合が多いのですが
だからといって本当に何もせず、何か起こってから何もしてませんでしたでは済みませんし
またかと形ばかりの対処になって慣れてしまわないように
もっと真剣に防犯対策に取り組んでいく必要があるのではないでしょうか。

まずもってこのような脅迫文を送りつけたりインターネットに書き込んだりする犯行声明は
何か社会への恨みや不満があって本気でやろうと思ってやる気があるのなら
わざわざ余計な工程を挟まなくてもテロ行為のように予告なしに実行に移すでしょうし
その点では悪質ないたずらの範ちゅうであって単純なテロ行為とは質が違います。

つまり本気で実行に移す気はなく、あくまで脅迫行為であるわけですね。
だから威力業務妨害なのだと言えるでしょう。

とはいえ無視して放置しておくというわけにはまいりません。

私たちが安心して暮らせる生活を脅かす、このような悪質な犯罪は厳しく取り締まる必要がありますし
好き放題野放しにしておけば、結局困るのは私たち自身なのですから。

ではどのような対策が必要なのでしょうか?

一つには威力業務妨害と軽く済ますのではなく
犯人がどこの誰なのかという個人情報の公開や、何らかの社会的な制裁も有効でしょう。

また、手紙などの郵便物なら必ず差出人が特定出来るようなシステムの構築や(不明のものは取扱不可など)
インターネットの書き込みでも同じように
どこの誰かがわかるような仕組みや環境作りは必要です。

現実には難しくても、出来る範囲の事は出来るでしょうし
そしてまたしていく必要があるでしょうし
難しい、出来ないからといって何もしない、しなくていいというのなら
テロ対策も同じように何もしなくていいと言えるでしょうか?

目には目を、歯には歯をという言葉があります。

これは同じ目に遭わす(痛い思いをさせる)という意味ではなく
感覚がない(本人に自覚がない)から同じ感覚を与えてわからせるというニュアンスの言葉の意味です。

人は頭ではわかってても自分にその感覚(自覚)がないから平気で人を傷つけたり困らせたり出来るんですね。
(またはそうしてしまう)
自分が同じ痛みを味わうのをわかってて、同じ苦しみを感じてて
人にまで同じ思いをさせたりするような事はありません。

同じ感覚を味わう、人の痛みや苦しみを知るというのは一つの防犯対策にもなります。
また、心理学上や人間関係においても有効に活用する事も可能なのです。

人の苦しみを知る事で、豊かな社会や人間関係を築いていきましょう。

“心理学でエンターテイメントを提供する”
京都カウンセリングラウンジ
宮本 章太郎



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