コラム

 公開日: 2016-06-07  最終更新日: 2016-06-08

北海道で行方不明だった男児が無事保護された件 ~この一件は親としての資質が問われる時でもある~

北海道で行方不明だった男児が6日ぶりに保護されたニュースで
この男児は賢いな、頭が良いんだなと思いました。

私も子供の頃、同じようにしつけと称して何度か山に連れて行かれた事がありますが
それこそ今で言う虐待まがいの酷いもので(ここでは両親の名誉のため詳細な説明は伏せておきますが)
恐怖以外の何ものでもありませんでしたよ。

北海道の男児のように、よっぽど自力で下山というか、ほんとに行方不明になってやろうかと思ったり
あるいは街中に出て警察を呼んで世間を騒がし、親を困らせてやろうだとか(ささやかな抵抗)
このまま山奥まで入って動物に襲われるか、それとも餓死するか衰弱死でもしてやろうかといろいろ考えてました。

結局本当に実行に移したら親を困らせるだろう、親にそんな思いはさせたくないし、そこまではしたくないしなと
どうせ戻って来るだろう事はわかってたので、別に戻って来なくたっていいやとどうしようか散々悩んだ挙句(葛藤)
ちょっとうろついたりしながら元の場所に戻ってみたら、案の定親が戻って来てて車で待機してたので
ほれ見てみぃなどと小生意気な事を思ってましたね。

正直死ぬ事なんて覚悟の上で、自分が死ぬかどうかなんてちっとも怖くありませんでした。
それよりも普段信頼している親から受けた仕打ちの方がよっぽど恐怖でしたから。

このように私は実行には移しませんでしたが
北海道の男児は実際に行動し、私はしなかった事をそれはそれでよくやったな(行動したな)と
賛否両論はあるものの、私は男児の行動に勇気というか気迫と言いますか
たくましさと強い意思のようなものを感じました。

私はやらなかったけど男児はやったと、たったそれだけの違いですが
世間はこの一件をどう捉えたかはわかりませんが
私からしたら男児の取った一連の行動は普通の事にしか思いませんでしたね。

ちゃんと後先の事を考えて、もちろんよっぽど悩みに悩んで行動したんでしょうから
もし本当に男児自身が自分で考えて取った行動なら(一部言われていた両親の偽装ではなく)
きっと無事であるか、私と同じように死をも覚悟してたんだろうなと思います。

しかしこれ程の騒ぎになるとは思わなかったでしょうし、ここまで大きく世間を騒がせたニュースですから
私の場合はわからなかった、保護された後の対応に私は注目したいのです。

もしあなたなら、この後男児への対応(接し方)はどうするでしょうか?

ここまで世間を騒がせといて、もっと厳しくしつけようとするでしょうか?
それとも自分も我が行動を省みて反省するでしょうか?

私はこの後の対応によって、親の資質が問われてるような気がしてなりません。

この話についてはもっと時間を取って、もっと細かく私の所見を述べたいところですが
長くなる一方なのでとりあえず今回はここまでにしておきます。

最後に私の感じたもう一つ言っておきたい事項を申し上げておきますと
この男児は障害には分類されない、私のいつも言っている自閉症の特徴を備えてるのではと感じました。
つまり能力の高さ(利口さ)が際立つ面での自閉的な傾向です。

もしそうだとしたら、親はよっぽど普段この子の行動を見てないと(なぜそういう行動をするのかわかってやらないと)
それが自閉症の特徴から来るものだという事がわからずに
今回のようにしつけと称してただ怒鳴りつけるだけだったり要らぬ恐怖心だけを植え付けたり
子供の事を何もわかってやれない親となり、ほんとに理解に苦しむと思いますよ。
(この男児が自閉症かどうかという話ではありません)

ちなみに今回の件で、きっとこの男児も私と同じだと思いますが
こんな仕打ちを受けたからといって親を恨んでないと思います。

自分のやってる事も親の思い(気持ち)もちゃんとわかってるから、全部しっかりわかってるからこそ
きっと誰も何も恨んでないと思います。
だから無事保護された時、あの感謝の言葉に繋がったのではないでしょうか。

いろいろ言って来ましたが、それより何よりとにかく無事であった事がほんとに良かったですよ。

今回はあまり頭の中で整理せず、とりあえず思いの丈を書き出しただけなので
大変拙く、また読みづらいコラムになり申し訳ありません。
(自閉症という言葉を出すと語弊が生じるのを承知の上で
あえて今回この件でも使用させて頂きました事をご承知おきくだされば幸いです)

“心理学でエンターテイメントを提供する”
京都カウンセリングラウンジ
宮本 章太郎



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