コラム

 公開日: 2018-07-08 

度重なる緊急警報・特別警報による間接被害

2018年、6月18日に発生した大阪北部地震の関連もあるのでしょうか。
台風の影響と梅雨前線への刺激によって、西日本や近畿を中心に記録的大雨による被害が出ています。

先日の米原の竜巻被害もそうですが、地震に続いて大きなダメージを受けてる近畿地方(及び日本列島)ですが
大雨特別警報が発表されるほどの、未だかつてない大雨と長雨による被害が心配です。

私が住むここ京都では、7月5日から翌日にかけて緊急警報の通知がひっきりなしに入ってきて
周りでもケータイやスマホの通知音がピロリロピロリロと鳴り響いていました。

用心のため、親切心で知らせてくれるのはいいんですが
これだけひっきりなしに警報が鳴り響くと、不安を煽られる上にただうるさいだけで
入り乱れる情報に余計混乱を招くだけのように思います。

それでやかましいからと通知を切っていたら
警報の意味がないと思うんですね。

警報に次ぐ警報でどれが必要でどれが最新の情報なのかわかりませんし
睡眠時にも妨害されて頻繁に起こされますし
寝ている間も緊張状態を強いられてゆっくり休むこともできません。

休んでいる場合ではなく避難や警戒を促すための緊急情報だと思いますが
これでは何のための警報(通知)なのかわかりません。

果たしてそんなに頻繁に緊急情報を通知する必要があるのでしょうか?
通知を受け取ったからといって直ちに避難しますか?命を守る行動を取りますか?
実際行動を起こす人がどれだけいるでしょうか?

明らかに身の危険を感じるような状況ならまだしも
言われたからといってまだ何も起こってないのに
素直に指示に従おうとする人がどれだけいるでしょうか?
そもそも本当に皆が一斉に避難所に駆け込んだとしても、全員は受け入れられないのが現実です。

何か身の回りで直接被害を受けたり身の危険を感じない限りは
ただ情報を受け流すだけで結局何の役にも立たないでしょう。

果たして避難所がどれだけ安全なのかも保証はないのですから。

それこそうるさいなぁと思うだけだったり心配になるだけで
とても役に立つ情報提供の手段だとは思えないのですが
皆さんはどのようにお感じでしょうか?

それでも必要だから仕方がないといえばそうなんですが(何の通知もなければないであとで問題になる)
役に立たない、むしろ本当に重要な災害情報への警戒心(注意力)を低下させるような
むやみな通知には疑問を感じます。

通知が多すぎるのももちろんですが、情報が多すぎるんですよね。
河川の氾濫と同じく、情報も氾濫して人の判断力低下という被害になってしまうのです。

情報を提供してくれるのはありがたいことなのですが
その提供の仕方を今一度整理して、改め直す必要があるのではないでしょうか?

情報を受け取る私たち自身も、氾濫する情報に惑わされぬよう
警戒情報や災害に対する知識及び判断力を養っていきたいものですね。

“心理学でエンターテイメントを提供する”
京都カウンセリングラウンジ
宮本 章太郎



コラムに対するご意見ご感想などお気軽にお聞かせください。
皆様から頂いたコメントやメッセージは励みになります。


公式ホームページ http://kyotocl.web.fc2.com/
eメール kyotocl@gmail.com

この記事を書いたプロ

京都カウンセリングラウンジ [ホームページ]

心理カウンセラー 宮本章太郎

京都府京都市上京区大宮通鞍馬口下ル東入新ン町602-2 [地図]
TEL:075-432-0901

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

0

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
Q&A
セミナー・イベント
お知らせ・注意事項
LINEトークCARE

2018年6月11日より、LINEアプリの「LINEトークCARE」にて恋愛相談(男女関係や性の悩みなどを含む)に限定したオンラインカウンセリングがスタートいたしました。...

商品・サービス

 『安らぎの時間を作る』をコンセプトに、新しいメニュー(新プログラム)の提供を開始致します。その名も「リラックスタイム」(別称:リフラックス)このプ...

プロへのみんなの声

全ての評価・評判を見る>>

 
このプロの紹介記事
宮本章太郎 みやもとしょうたろう

悩みをじっくり聴き〝心の居場所〟を提供する心理カウンセラー(1/3)

 京都・上京区内、伝統の残る西陣の一角にある静かな佇まい。「京都カウンセリングラウンジ」の宮本章太郎さんがさまざまな悩みに耳を傾けます。「まず、相談者のお話をじっくりお聴きします。身内でも友人でもない第三者に話を聴いてもらうということで、心...

宮本章太郎プロに相談してみよう!

京都新聞 マイベストプロ

心と健康に関する情報・知識が豊富です。

会社名 : 京都カウンセリングラウンジ
住所 : 京都府京都市上京区大宮通鞍馬口下ル東入新ン町602-2 [地図]
TEL : 075-432-0901

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

075-432-0901

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

宮本章太郎(みやもとしょうたろう)

京都カウンセリングラウンジ

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
このプロへのみんなの声

お人柄などブログを見て、印象の通りのお優しい方でした。

Q、依頼される前、どのようなご要望やお悩みをお持ちでしたか...

M・M
  • 40代/女性 
  • 参考になった数(1

このプロへの声をもっと見る

プロのおすすめコラム
書籍「時間の始まり 宇宙はこうして始まった ~宇宙の起源にまでさかのぼる時間の仕組み~」出版情報
イメージ

2017年12月1日、新しく書籍を出版させていただきました。書籍名「時間の始まり 宇宙はこうして始まった ~宇...

著書「心理カウンセリングがもっと身近になる本 ~違った視点から見る心理学~」出版のお知らせ
表紙

この度(2014年2月14日)、Amazon.co.jpより書籍「心理カウンセリングがもっと身近になる本 ~違った視点から見る...

救い(救済)は宗教の役割ではない ~現代宗教と原典宗教の違い。宗教が担うのは生きる智慧の集約~

現代宗教の間違いは、全員を救わんと欲するところ。ありとあらゆる人、全員を救おうとするのではなく求める...

[ 心理学コラム・心理テクニック ]

死が来ればそれが死期だと受け入れるだけ ~死を恐れず、死に抗わず~

私なんかはもしガンが見つかったとしても(ガンになったとしても)治してくれなくて良いですし災害などで安否不...

[ 心理学コラム・心理テクニック ]

北斗七星最後の星、死兆星の秘密

北斗七星は7個ある。でも最後の1個が足りない。その最後の1個が私たちそれぞれの魂。「8」という数字を...

[ なるほど心理学 ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ