コラム

 公開日: 2011-12-21 

本当に悩みを抱えてる人のためにはどうすればいいのか?

悩みと一口に言っても様々です。
心の悩みに限らずですが
こと心の悩みに関しては
他人や第三者が解決できるものではないと考えます。

え?じゃあ心理カウンセリングって何のためにあるの?
いやいや、自分は他人の悩みを解決してあげた事があるよ。

いろんな意見もあると思います。

では心理カウンセリングは何をしてるのかというと
心の負担を軽減したり、悩み解決のお手伝いをしてると思うんですね。
決して悩みそのものを解決してあげてるわけではないのです。

例えばわかりやすい例で言えば
ご本人が経済的な悩みを抱えてらっしゃると。
そうすると心理カウンセラーは
直接お金の問題や、経済的な支援はして差し上げられない。

しかしその事に対する心理面でのサポートや
間接的な問題解決へのサポートは出来ると思うんですね。

もし家庭に問題を抱えてらっしゃるならば
どうしたらいいんだろう、カウンセラーさん何とかしてくださいと
すがる思いで頼って来られるかもしれません。

ですがそれでも、カウンセラーは直接的な解決は出来ない。
一緒に見ていく事は出来ても
心理カウンセラーが解決してあげる事は出来ないんですね。

だってそれは私の抱えてる問題ではないから。

カウンセリングでは、さも自分の抱えてる問題のように
抱えてらっしゃる問題と向き合っていくわけですが
あくまで問題を抱えてるのはご本人さんであって
私心理カウンセラーではありません。

もしカウンセラーも同じように負担を負ってしまうと
まともに問題と向き合えなくなります。

そしてそれぞれご家庭の事情というものがありますから
何もわかってない他人であるカウンセラーが
直接そのご家庭の問題を解決してあげるなんて
とても出来たものではないんですね。

やっぱり直接解決に当たるのはご本人であり
そのご家庭の中で、一番ベストな方法は何か
ここに向き合ってもらう必要があるのです。

カウンセラーが、こうしたらいいですよなんて言うのは
単なる口出しでしかありません。
それで例え良くなったとしても
それはカウンセラーが解決してあげたんじゃない。
そのご家庭や、ご本人が自らの力で解決されたんです。

ですから、悩みというのは他人が解決できるようなものではないんですね。
あくまで解決されるのはそれぞれご自身なんです。

しかし問題は一人で抱えてても
なかなか解決できるものではありません。
だからこそ第三者の存在が必要なのであり
第三者がいるからこそ、今までとはまた違った視点で
問題が解決するという事も起こってくるわけですね。

第三者が他人の問題を解決する事は出来ませんけど
一緒に取り組む事は出来ます。

むしろ他人の問題に口出しするという事は
根本的な問題の解決にはならず
単なるサポート側の自己満足であると、私は思います。

どうしたらいいんですか?と相談されれば
皆さんたいてい口出しされるんです。

それが悪いというわけではありませんし
その事によって新たな視点で見えてくるものがあるかもしれません。

しかしその前に、まず話を聴いてあげてほしいんです。
今すぐどうこうしてあげようというんじゃなくて
まずは話を聴いてあげてほしい。
それからこうしたら良いんじゃないかと思うのであれば
その時に言ってあげたらいいんです。

話を聴きもせずに、まず皆さん口出しされる。
それは本当は、相手の事情なんてちっとも考えてないんです。
自分が悩み事を振られてどうしたらいいかわからないから
とりあず自分の考えや主張を述べてるだけで
それは相手の立場になって考えてるのではない。

ここが通常の悩み相談と
心理カウンセリングとの大きな違いなんですね。

心理カウンセリングでは
問題の解決はあくまでご本人に任せます。
カウンセラーが解決してあげるんじゃないんです。

ご本人に任せるんですけど
解決のためのサポートは全力でさせていただく。
相手の事情を考え、相手の立場になって考える。
これが心理カウンセリングの役割であり
この方法こそ、本当にその人(そのご家庭)のための
問題解決の方法であると私は思うのです。

そうでないと
本当にただ、問題に口出ししてるのと何も変わりません。
これは根本的な解決ではないというわけなんですね。

心理カウンセリングでも助言やアドバイスはしますけども
それは適切な場合に留め
まずはじっくりとお話を聴く事から始めさせていただきます。

こういった事からも
問題の解決を急がないで
根本的なところから一緒に
長い目で問題と向き合っていきましょう。



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