コラム

 公開日: 2012-01-12  最終更新日: 2012-05-29

嘘と狼の話

ある少年が、いつもいつも嘘をつくので
自分が本当に人の助けが必要になった時に
誰も信じてくれず、助けてもらえなかったというお話があります。

今回はその話とはまた違う内容ですが
この話と通じるところがあるので
書いてみたいと思います。

私、昔サラリーマンとして働いてた時に
品物をお直しして納品する仕事をしてました。
(ルート営業と言うんでしょうか)

品物を取りに行き、修繕してから納めるんですが
取引先からいつも、納期を大至急と書いて出されるんです。
この日までという日付はあるものの
出来るなら早い方が良いという事なのか
いつも大至急と書かれてるんですね。

回収がお昼以降、夕方近くで
修理屋さん(委託先)が丁度その日に来られればいいですが
たいてい次の日の午前中辺りに来られます。
それから修繕して、もう翌日に持って来てもらわなければ
納期には間に合わないんです。

修繕の過程だけで見れば
その日に出して、その日の内に出来てなければならない。
でないと私の方が取引先との納期に間に合わないんですね。

中一日というより、実質その日仕上がりでないといけないんです。
物や状態によっては、そんな早く直るはずがありません。
しかもこれが毎日のように続くんですね。
当たり前ですが。

ちょっと余裕のある時でも、やっぱり至急と書いてあるんです。
やっぱり早くして欲しいという事で
もっと早く出来ませんかと催促されたりする事もありましたね。

もちろんこっちは急いでやってますが
あまりこうしょっちゅう大至急と言われると
本当に必要な時の大至急感が無くなってしまうんですね。

終いには二重線で催促したり
大きな丸で囲んでみたりしてくるんですが
結局こちらがやる事はいつもと変わりませんから
それ以上はどうしようもないんです。
常に大至急でやってるんですから。
急がなくていい時なんてないくらいですよ。

もちろん他にも業務はあります。

その内修理屋さんの方にも
そんな早い事出来るかいと怒られる始末。
通常は直した物を持って来てくれるんですが
時間のない時はこっちから出向いて回収したり
直接工場に持って行ったりして
いろんなとこ駆け回ったりしてましたよ。

私も無理言ってるのはわかってますから
心苦しかったですし
取引先の方にもちゃんと事情を説明して
どんなに急いでも限界があるし、無理ですよという事も伝えました。

向こうも頭ではわかってくれるんですが
その先にはお客さんがいますから
お客さんにも説明してみてくださいと言っても
やっぱり聞き入れてくれない。
また大至急と書いてあるわけなんです。

ここまで長く説明してきましたが
私は愚痴を言いたかったわけではありません。
その時はそれで何とかして回してたわけですから。

先ほども途中で言いましたが
問題は本当に必要な時でも
いつもいつも同じ状態である場合
緊急感が感じられないんですね。

どうせまたという気が起こってしまうわけです。

私の話でも
結局納期が遅れても
特に大きなトラブルにはなりませんでしたし
大至急必要だからと期待に応えたところで
特に感謝される事もない。

こんな事を繰り返してると
物事の信憑性が薄まるわけです。

じゃあどうなるか?

仕事が雑になるんです。
人に信じてもらえなくなるんです。
つまり信用度が下がるというわけですね。

私の場合は仕事ですし、取引先ですから
いっても信用問題にまで発展するわけではありません。
あくまで業務の上での話です。

しかしこれが個人の人間関係になってくるとどうでしょうか?
あるいは最初の少年の話になぞらえて
自分の人生と照らし合わせて考えてみるとどうですか?
いろいろと問題だらけなのが見えてきませんか?

さて、今回はお話だけにして
内容については言及しませんが
ぜひ皆さんもご自身の周りの環境や状況を振り返ってみて
自分自身に対して、そして周りに対して
どこか問題になってるようなところはないか
少し時間を取ってゆっくり探してみてください。

カウンセリングの時に説明していただいても構いません。
一緒に見ていきましょう。
何か問題解決のヒントになるかもしれませんね。



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