コラム

 公開日: 2012-01-15 

人に話してみないと答えは見つからない

人に話してみないと自分の求めてる答えは見つからない。

これはツイッターに書いた事ですが
自分の求めてるものとは
自分でわかってるようでも
本当に望んでるものは何かというのは
誰かに話してみない事には自分でもわかってないもんなんですね。
人と話してみてようやくわかるんです。
ほんとは自分が何を求めてたのかに気づくんです。

人に腹を割って話してみないと
ただ単に不平不満を口にしてるだけでは
自分の探してる答えというものは見つからない。
話す事によって初めて答えが見えてくるのです。

あぁそうなのか、なるほどな
自分はこういうとこに思う事があって悩んでたんだとか
ほんとは愚痴や不満が言いたかったんじゃなく
こういう事を言いたかったんだな
なんていうのは、人と話してみて初めてわかります。

つまり、人と誰とも話さない内は
自分でも何がほんとの原因でこんなにしんどい思いをしてるのかは
実は本人も気づいてないわけです。

気づいてないからしんどい、苦しい。
形にならない思いが不満やうっぷんとしてどんどん溜まってく。
これを明確な形あるものにしてやらなければならない。
心理カウンセリングを通して
自分の悩みの原因が形あるものとして見えてくると
その悩みの原因に向き合う事が出来るようになるんですね。

アートセラピーでも絵を描いたり
コラージュなんかの創作物を通して形あるものにする事で
(アートセラピーでは表現すると言います)
何か気づく事があったり気持ちに変化が起こるというのは
まさにこういうところからきてるのです。

自分の抱えてる問題を解決するには
人のせいにして本質から目をそむけるのではなく
自分の中に抱えてる問題と向き合わなければなりません。
いつまでも人のせいにしてるだけでは何も変わらないんですね。

これは誰が悪い、誰に問題があるといった悪者探しのような
表面だけの浅い話ではありませんよ。
どこに原因があるにしても
自分と向き合わなければいけないんです。
誰か相手を悪者にしてその人のせいにしてるようでは
いつまで経っても問題は解決しません。
答えは見えてきません。

これを人と話して形あるものにしていく事で
問題を図式化出来たり視覚化が出来るので
どうすれば解決への答えを導き出す事が出来るのかが
いろいろと見えてくるようになるんです。

この作業はとても一人で出来るものではありません。
というより、一人ではまず不可能と言っていいでしょう。
それはどうしても自分の不平不満でしか問題を見られないから。
いくら冷静になって考えてみたところで
あなたの感じてるものと、実際に相手の感じてるものとは違います。
それを何も話さずに、自分の中の想像や予想だけで
いったい何がわかるのでしょうか?

また、相手も何が原因となってるかなんて一人ではわかってません。
問題を問題と認識してるかどうかすら怪しいのです。

これはあなたに能力がないとかそういう問題ではなく
誰であろうと人は一人では
抱えてるものを目に見える形で視覚化する事が出来ません。
(唯一、アートのような創作活動は例外ですが
それで視覚化は出来ても、本質に触れられるかといえば難しいのです)

自分でも何だかわからないようなものを
誰がどうして解決する事が出来ますでしょうか?

こういった問題を視覚化する作業をしないから
いつまでも悩んだり苦しんだり、人のせいにするだけで
根本的なものが何もわからないままずっと悩み続けるんですね。

しかし人と話す事によって
ようやく自分の抱えてる問題が何なのかが見えてくるわけです。

悩みや問題とは、例え原因が誰か相手にあったとしても
それを問題やしんどいと感じる本人(自分)が何とも思ってなければ
そもそも問題にはならないんです。
やはり自分が苦しかったり
そういう苦しい思いを感じてるから悩みになってるんですから。

そこに目を向けていかない限りは
問題を人のせいにしてあなたの悩みが解消するという事はありません。

心理カウンセラーは心に関する事のプロですから
ただの愚痴のようなものでも構いませんので
何でもお話してみてください。
それでずいぶん気持ちが楽になったという方もいらっしゃいますよ。
もしかしたら深刻な話の中にではなく
たわいない会話の中に、何かヒントが見つかるかもしれませんね。



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