コラム

 公開日: 2012-03-24  最終更新日: 2012-05-29

過食症や食べ過ぎる人は、人の心理的構造に要因があった

ストレスが溜まったり悩みを抱えてる方に多く見られる傾向で
食べるのが止まらず、自分ではコントロール出来ないくらい食べ過ぎたり
食欲が抑えられないという方が非常に多くいらっしゃいます。

満腹感というのは満足感に直結しますから
食べる事は単純に幸福感に繋がるのです。
脳機能としてそういう仕組みになってるんですね。

一般的にはお腹が満たされるだけで満足感を得られるんですが
ストレスや悩みを抱えてる人は食べても食べても満たされないので
いつまで経っても食べ続ける事になります。

満たされない原因が他にあるので
食べるだけでは満足出来ない状態になってしまってるんですね。

満腹感もそうですが
食べるという行為そのものが幸福感へと繋がってるのです。

このように、食べる事は安易に満たされる行為ですから
次から次へと食べ物に手が出て止まらなくなるんです。
それでもいくら食べたところで心が満たされませんから
食べるのが止まる事もありません。

ここにストレスや悩みを抱える人の食べ過ぎる原因があるわけです。

人間の基本的な欲求、心理構造として
小鉢などに入れられた少量の料理よりも
ボリュームたっぷりに出される料理の方が人の感じる幸福度は大きく
それだけでも手軽に満たされた気分になれるんですね。

つまり、満腹中枢を刺激する事で幸福感を得られるわけですが
ストレスが大きいといつまでも満たされる事がありませんから
結果、ずっと食べ続けるハメになるのです。

そして食べても食べても満たされない事自体もストレスになりますから
この悪循環の連鎖が起こると
自分ではもうコントロールが出来なくなります。

お腹は満たされてるのにまだ食べ続けなければならない。
食べたものを吐き出してまでまた食べ続ける。
それでも一向に満たされない。
このようにしてストレスがストレスを呼んでしまってるのです。

特に大きなストレスや悩みを抱えてない人でも
このメカニズムは誰にでも備わってるものです。
間食などして常に口の動いてる人は
自分では気づいてない、見えないストレスが溜まってる可能性があります。

そして病的に食べてしまう人は
頭ではわかってても自分では止められないんです。
むしろ常に何か食べてないと不安で、止めると苦痛が待ってますから
こうなるともう歯止めは効きません。

食べる事が心の不安や気を紛らわす一時凌ぎの方法であり
その人自身が卑しい根性だからとか、欲求が深いんじゃありません。
心に問題を抱えてるからなんですね。

その心の問題を何とかしない限り
誰が何を言っても食べるのを止められません。
心を満たしてあげる必要があるんです。

心が満たされれば、自然と、次第に食べる量も減ってきて
食事をコントロール出来るようになります。
小さな事でも幸せを感じられるようになるからです。

しかしどんな人でも
気を抜いたら直ぐにまた元の状態に戻ってしまいます。
ついつい食べ過ぎてしまうんですね。
お腹が満たされる事は幸福感に繋がってますから。

何度も言うように、それは脳の仕組みだからです。
その人が意地汚いのでも何でもありません。

これとは逆に、殆どものを食べない摂食障害があります。
同じように心に問題や、精神的な問題を抱えてるわけですが
今回の話(食べ過ぎる仕組みの話)と、障害とはまた別のものです。
本来満たされるはずの食事を食べられなくなるんですから
問題は別のところにあるわけですし、だから障害と言われるんですね。

いかがでしょうか?
なぜついついものを食べ過ぎてしまうのか
ご自身で思い当たるフシはありましたか?

同じようにダイエットも、最初は頑張ってやり始めても
それが自分に合わない無理なものである場合や
続けなければという使命感や強迫観念であったり
ひと度ダイエットのしんどさから解放されてしまうと
そのダイエット中のストレスから、結局以前よりよく食べるようになり
いわゆるリバウンドに繋がってしまうというのも
仕組みとしては同じ、人の心理的構造がそうなってるからなんですね。

それで食べ過ぎた事により、またダイエットしなければならない
またあの苦痛、苦しみが待っているとなり
それが新たなストレスを生み出す事になって
過食という悪循環から逃れられなくなってしまうわけです。

このような悪循環から解放されるには
食事などの物理的なものではなく、心が満たされる必要があります。
あなたが食べ過ぎてしまう要因は
もしかすると心が満たされないからなのかもしれません。

ではどうしたら心が満たされるのか?
どうしたら心が満足出来るのでしょうか?

あなたがどんな事で心が満たされるのか、もちろん私にはわかりません。

しかしここまで読んでくださったあなたに一つだけヒントを申しておきますと
目の前に、何か小さな目標を持つ事です。

目の前と言っても目先の事ではありません。
今より少し先を見据えてという意味です。

あなたにとって本当に満足の得られる人生を歩まれる事を
私はいつでも心の底から応援しています。

一緒に応援が必要な時はいつでも言ってくださいね。


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