コラム

 公開日: 2013-10-19 

わざと自分を追い込む、精神的背水の陣

皆さんはどんな時に、精神を集中する機会ってありますか?

何か物事に集中する時はあるかもしれませんが
精神を集中する(研ぎ澄ます)ような機会って
なかなか少ないと思います。

私は就寝前や、床に就いてからよく思考が冴え渡って
いろんな考えが浮かんできますが
その研ぎ澄まされた精神集中力たるや
日中のそれとは全く質が違うんです。

では日中と就寝時の思考力の違いって何なんでしょうか?
なぜ就寝時は思考が冴え渡るのでしょうか?

日中で何もする事がない状態があったとしても
起きてる限りはいずれやる事も出てきます。

しかし就寝時は、あとは寝るだけしかやる事は残されてませんね。

いくら日中に物事に集中しても
次の何か用事が控えてるわけですから
一つの物事に集中する、精神を研ぎ澄ますにも限界があるんです。

しかし就寝時だと、あとは寝るだけですからする事もない。
その後は何の用事もない。
だからこそ本当の意味で、精神集中という作業に集中する事が出来るんですね。

これを私は、精神的背水の陣と呼んでいます。
(こういった状況を自ら作り出す事も含め)

何か気がかりな事についてや、考える必要のある事柄について
思考集中しなければならない状況に
自分の精神状態を強制的に追い込むわけです。

その事について考えざるを得ない状態にですね。

そうすると日中では思い付きもしなかったような事が
まるで知識の泉から知識が湧いて出てくるかのように
いろんな思考が生まれるんです。

もちろん疲れきってすぐ眠ってしまうという方は
それどころではないでしょうけどね。

ただそういう方は、そもそも考える必要性がそれ程ないのかもしれません。

つまり就寝時というのは
自分と向き合うのに絶好の機会なんですね。

そしてその状況を日中でも作り出す環境が
心理カウンセリングの場というわけです。

カウンセリングの時間というのは
他の事に気を取られず
自分の気がかりな事(悩みなど)に集中するわけです。
余計な事は一切考えません。
外界と断ち、自分の内的世界に集中し、向き合う環境でしょうか。

意図的に就寝時のような状況を作り出すばかりか
就寝時はそれでも自分一人で考えたりまとめないといけませんが
同じようなカウンセリングの状況だと
カウンセラーに湧いてきた考えを聴いてもらえます。
一緒にその事について考える事ができます。

そうすると考えもまとまりやすく
どうしていったらいいかも
ヴィジョンとして見えてくるようになるんですね。

人は必要に迫られないとやらないという原理があり
常にそういう心理が働いています。

ですから自らを必要に迫られる状況に追い込むことで
自分の取り組みたい事柄について
意識を集中させる事ができるようになります。

他にやる事のある日中よりも
就寝時やカウンセリングという集中できる時間を有効に活用して
自分の心の悩みと向き合っていきたいですね。



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