コラム

 公開日: 2013-11-19 

依存のお話その1 ~他者依存で見る目を失う~

例えば口ゲンカをします。
構図は3人で、皆知り合いですが
あなたとAさんは恋人同士としましょう。
Bさんとは共通の友人で、それぞれお互い普段は仲の良い関係です。

ある時、ふとした事からAさんとBさんの口ゲンカが始まりました。
あなたの事を巡ってのケンカかもしれませんが
とりあえずケンカの内容や2人の言い分は置いといて
あなたとAさんは恋人同士ですから
どちらかというとAさんの肩を持とうとするでしょう。

そんなAさんがBさんに責められてます。
もちろんAさんもBさんを責めてますが
あなたにとってはBさんの方が悪いです。
そんなにAさんを責めないで!
と、Aさんの援護に回ります。

この時点であなたはBさんの欠点ばかりに目がいくようになり
普段思ってる不満など、およそケンカの内容とは関係のないところに
話の論点が移るんですね。
物事を冷静に捉える目を失ってます。

第三者が冷静に見ると
Aさんがわがままを言ってるだけであり
Bさんは客観的に物事を言ってるだけであっても
あなたにとってはBさんの言ってる事の方がわがままに見え
何もそんなに厳しく言わなくてもと
Bさんに憤りを感じるわけです。

AさんBさん共に、ケンカというよりは
自分の意見や考えを淡々と述べてるだけだとしても
あなたにはBさんが間違ってると思い込んでしまうんですね。
そして次第に、あなたもBさんを責めるようになります。

本来それぞれ対等な立場での話し合いのはずなのに
いつしか2対1の構図になってしまってます。
このままでは誰も冷静な話し合いは出来ないでしょう。

あなたとAさん、2人の間柄に(あるいはどちらか一方でも)
依存傾向が強ければ強いほど
物事を客観的に見る目を失ってしまいますから
それで結局は自分が悩みを抱えてしまうようになるんですね。
もちろん本人は自分が依存してるなんて気づいてません。
他人から言われて薄々そうかもと思っても、自覚はしていません。
ストーカーやDV、虐待なんかも同じ類ですね。

ではそもそも、このケンカの発端は何だったんでしょうか?
ほんとにBさんの言い分は間違ってたのでしょうか?
このケンカに便乗して、Bさんの悪口を言ってた自分は?

他者依存は、誰か共通の敵を作り
その内容に関わらず、敵は全て悪人に仕立て上げます。
冷静に物事を見る事が出来ません。

そしたら自分がある特定の人に依存してるかどうかを自覚し
気づくにはどうしたら良いんでしょうか?

そうですね。
まずは自分を見つめなおしてみましょう。
自分を知る事です。
そうするとわかってない事から来る
原因不明の苛立ちからも解放されるでしょう。


依存は何も他者に対してだけではありません。

では次回は、自分依存に関してのお話をしてみたいと思います。



ご意見ご感想、あなたのお聞きになりたい事をお聞かせください。
メールでけっこうですよ。
必ず目を通します。
また、こんなテーマで書いてほしいというご希望も
併せてお待ちしてます。


京都カウンセリングラウンジ http://kyotocl.web.fc2.com/
eメール kyotocl@gmail.com

“心理学でエンターテイメントを提供する”
京都カウンセリングラウンジ
宮本 章太郎



コラムに対するご意見ご感想などお気軽にお聞かせください。
皆様から頂いたコメントやメッセージは励みになります。
また、こんなテーマで書いてほしいというご希望もお待ちしています。


公式ホームページ http://kyotocl.web.fc2.com/
eメール kyotocl@gmail.com

この記事を書いたプロ

京都カウンセリングラウンジ [ホームページ]

心理カウンセラー 宮本章太郎

京都府京都市上京区大宮通鞍馬口下ル東入新ン町602-2 [地図]
TEL:075-432-0901

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

0

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
Q&A
セミナー・イベント
お知らせ・注意事項

お電話やメールはカウンセリングの予約とお問い合わせ専用です。その他のご用件には応じられませんので悩み事の相談や営業目的等のご利用はご遠慮願います。FAX機...

商品・サービス

 『安らぎの時間を作る』をコンセプトに、新しいメニュー(新プログラム)の提供を開始致します。その名も「リラックスタイム」(別称:リフラックス)このプ...

プロへのみんなの声

全ての評価・評判を見る>>

 
このプロの紹介記事
宮本章太郎 みやもとしょうたろう

悩みをじっくり聴き〝心の居場所〟を提供する心理カウンセラー(1/3)

 京都・上京区内、伝統の残る西陣の一角にある静かな佇まい。「京都カウンセリングラウンジ」の宮本章太郎さんがさまざまな悩みに耳を傾けます。「まず、相談者のお話をじっくりお聴きします。身内でも友人でもない第三者に話を聴いてもらうということで、心...

宮本章太郎プロに相談してみよう!

京都新聞 マイベストプロ

心と健康に関する情報・知識が豊富です。

会社名 : 京都カウンセリングラウンジ
住所 : 京都府京都市上京区大宮通鞍馬口下ル東入新ン町602-2 [地図]
TEL : 075-432-0901

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

075-432-0901

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

宮本章太郎(みやもとしょうたろう)

京都カウンセリングラウンジ

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
このプロへのみんなの声

お人柄などブログを見て、印象の通りのお優しい方でした。

Q、依頼される前、どのようなご要望やお悩みをお持ちでしたか...

M・M
  • 40代/女性 
  • 参考になった数(1

このプロへの声をもっと見る

プロのおすすめコラム
著書「心理カウンセリングがもっと身近になる本 ~違った視点から見る心理学~」出版のお知らせ
表紙

この度(2014年2月14日)、Amazon.co.jpより書籍「心理カウンセリングがもっと身近になる本 ~違った視点から見る...

ラジオ人気は今も健在。ラジオを聴く効能とは?

ラジオは良いですよラジオは。特に夏の時期なんかはバラエティー豊かにサマーソングを流してくれますしテン...

[ 心理学コラム・心理テクニック ]

一歩手前の熱中症対策! ~簡単に出来る暑さ対策と熱中症の危険サイン~

夏も本番になると心配なのが熱中症対策です。気温上昇によって不快指数が高くなり、どうしても暑い暑いと怠け...

[ 健康・美容・ダイエット ]

交通渋滞の解消にも役立つ心理学 ~帰省ラッシュにUターンラッシュのイライラ解消に~

お盆の時期や年末年始には帰省のために高速道路を利用する人が増え帰省ラッシュにUターンラッシュの渋滞に巻き込...

[ 心理学コラム・心理テクニック ]

患者様の心に寄り添う医療 ~本当に必要な支援とは、相手が何を求めて訴えてるのかに気づく事~

私のようなカウンセラーならクライエント様接客サービス業であればお客様そして医療で言えば患者様ですが特...

[ 心理学コラム・心理テクニック ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ