コラム

 公開日: 2013-12-28 

人の活動と生きる意欲に見る、摂食障害改善へのアプローチ

人を動かしてるもの、その動機となってるのは、心です。
つまり、脳であると考えていただければ結構です。

しかし人が活動するためには
脳にエネルギーや、栄養が必要です。

これらが不足すると、人は活動したくても活動出来ません。
ここが人の、気力に繋がる部分です。
気力=気合いではありません。
気力がないというのは、脳へのエネルギー不足なんですね。

ですから人が活動するためには
脳へのエネルギー供給が必要ですから
食べる事によって、エネルギーを満たそうとするわけです。

しかし心が(つまり脳が)、充足せず満たされない方は
活動するためのエネルギーが足りないので
どんどん食べる事で満たそうとするんですね。

これは性格が卑しいからなのではなく
脳が、自分の体がそうさせてるのです。
いわゆる過食症の人は、病気でも障害でもありません。
活動するための、エネルギーが足りないわけです。
(結果、それが病気や障害と言ってしまえばそうであるというだけの事)

つまり、過食である事を言い換えてしまうと
本当はもっと活動したいと思ってる、意欲のある人だと言えるんですね。

それでも行動を起こす分だけのエネルギーが足りないから
どうしても食べて食べてして、動くための気力を補おうとしてるのです。

このように過食の人は、心を満たしてやる事によって
過食症の改善へと繋げられますが
もう一つ厄介な摂食障害に、拒食症があります。

拒食は、エネルギー不足だとか以前の
もっと根本的なところに問題があるわけです。

過食と違い、もともと動こうとする(動きたいと思う)
意欲の部分が低下してる状態ですから
そもそも活動するためのエネルギーを必要としていません。

だから食べずに、生きる気力も失ってますし
極端に言えば、死んでしまってもいいとさえ思ってます。
生きる意欲さえない、常に無気力な状態です。

そういう人は、食べるだけでは心が満たされませんから
過食と違って、脳を満たしてやるだけでは改善には繋がりにくいのです。

それよりも、自信の回復、自己価値の創出
生きる意欲を取り戻す事が、拒食の改善に繋がるわけです。
この部分は、過食の人でも同じですけどね。

しかし、過食と拒食では
アプローチの仕方が変わってくるというわけなんですね。
もともと生きる意欲のある、活動的な過食と
そもそも生きる気力のない、非活動的な拒食とは
同じ摂食障害でもタイプが違うのです。

心理学や医学、その他の分野で摂食障害に関わる専門家は
これらを踏まえた上で、摂食障害の問題に当たる必要があります。

もちろん私の、京都カウンセリングラウンジでも
摂食障害についても取り組んでますし
専門的な見地からの改善に向けて、サポートさせていただいてますので
摂食障害でお悩みでしたら、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。



ご意見ご感想、あなたのお聞きになりたい事をお聞かせください。
メールでけっこうですよ。
必ず目を通します。
また、こんなテーマで書いてほしいというご希望も
併せてお待ちしてます。


京都カウンセリングラウンジ http://kyotocl.web.fc2.com/
eメール kyotocl@gmail.com

“心理学でエンターテイメントを提供する”
京都カウンセリングラウンジ
宮本 章太郎



コラムに対するご意見ご感想などお気軽にお聞かせください。
皆様から頂いたコメントやメッセージは励みになります。


公式ホームページ http://kyotocl.web.fc2.com/
eメール kyotocl@gmail.com

この記事を書いたプロ

京都カウンセリングラウンジ [ホームページ]

心理カウンセラー 宮本章太郎

京都府京都市上京区大宮通鞍馬口下ル東入新ン町602-2 [地図]
TEL:075-432-0901

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

0

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
Q&A
セミナー・イベント
お知らせ・注意事項
LINEトークCARE

2018年6月11日より、LINEアプリの「LINEトークCARE」にて恋愛相談(男女関係や性の悩みなどを含む)に限定したオンラインカウンセリングがスタートいたしました。...

商品・サービス

 『安らぎの時間を作る』をコンセプトに、新しいメニュー(新プログラム)の提供を開始致します。その名も「リラックスタイム」(別称:リフラックス)このプ...

プロへのみんなの声

全ての評価・評判を見る>>

 
このプロの紹介記事
宮本章太郎 みやもとしょうたろう

悩みをじっくり聴き〝心の居場所〟を提供する心理カウンセラー(1/3)

 京都・上京区内、伝統の残る西陣の一角にある静かな佇まい。「京都カウンセリングラウンジ」の宮本章太郎さんがさまざまな悩みに耳を傾けます。「まず、相談者のお話をじっくりお聴きします。身内でも友人でもない第三者に話を聴いてもらうということで、心...

宮本章太郎プロに相談してみよう!

京都新聞 マイベストプロ

心と健康に関する情報・知識が豊富です。

会社名 : 京都カウンセリングラウンジ
住所 : 京都府京都市上京区大宮通鞍馬口下ル東入新ン町602-2 [地図]
TEL : 075-432-0901

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

075-432-0901

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

宮本章太郎(みやもとしょうたろう)

京都カウンセリングラウンジ

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
このプロへのみんなの声

わかってもらえたという気持がうれしかったです。

Q、依頼される前、どのようなご要望やお悩みをお持ちでしたか...

F・M
  • 60代以上/女性 
  • 参考になった数(1

このプロへの声をもっと見る

プロのおすすめコラム
書籍「時間の始まり 宇宙はこうして始まった ~宇宙の起源にまでさかのぼる時間の仕組み~」出版情報
イメージ

2017年12月1日、新しく書籍を出版させていただきました。書籍名「時間の始まり 宇宙はこうして始まった ~宇...

著書「心理カウンセリングがもっと身近になる本 ~違った視点から見る心理学~」出版のお知らせ
表紙

この度(2014年2月14日)、Amazon.co.jpより書籍「心理カウンセリングがもっと身近になる本 ~違った視点から見る...

北斗七星最後の星、死兆星の秘密

北斗七星は7個ある。でも最後の1個が足りない。その最後の1個が私たちそれぞれの魂。「8」という数字を...

[ なるほど心理学 ]

“思い出”はあなたの人生を構成する大切な要素 ~思い出というエッセンスを大切に~

人が生きる上で大切なものって、私は“思い出”だと思います。現実的な話をするとお金とかそういうものになるん...

[ 心理学コラム・心理テクニック ]

度重なる緊急警報・特別警報による間接被害

2018年、6月18日に発生した大阪北部地震の関連もあるのでしょうか。台風の影響と梅雨前線への刺激によって、西日...

[ 時事・世事世相・所感 ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ