コラム

 公開日: 2015-09-28 

面接対策の仕方について

10月目前になり、入試も終盤に差し掛かりました。看護大学の編入入試は、基本的に年一回ですが、大学院は年二回の入試がある方が多いです。よく言えば年二回チャンスがあります。悪く言えば準備期間が短いとも言えます。その短い期間の間に学科はもちろん、書類、面接対策とやることは満載です。特に面接については、ことさらしないといけないと考える人は少ないようです。しかし、逆から言えば、十分な対策を練っていれば、他者に対して差をつけやすいところでもあります。
大学院入試は、よく言っていることですが、客観競技というより、主観競技の要素が強くあります。客観数字だけの競技なら、マークシート試験だけすればよく、面接や研究計画などは必要ないわけです。わざわざ採点者側が手間をかけて面接等を行うからにはそれを重視しているということでもあるわけです。実際、今回の入試の中で面接官の先生が、「研究計画をしっかり読ませてもらいました。そこに出てくる尺度も検討させてもらいました」と言われたケースもありました。

トータルで考えると、面接の対策は間違いなく必要です。面接は基本的に加点要素よりも減点要素の方が強い場合が多いですので、対策の順序としては、自分の中の減点要素をそぎ落としておく方が先だと言えます。面接対策をする際には、まずは自分づくりをしないといけないのですが、特に意識をしたいのは、余計なことを言わないことです。余計なこととは、
自分のネガティブなこと、質問されていないこと、他者の批判(悪口)、カミングアウトなど、結構たくさんあります。逆から言えば、言わねばならないことは意外に少なくて、限定されているということでもあります。故にそれに応じた明確な回答ができるように調整しておけばいいということになります。しかし、だからといって軽く考えると大失敗するので要注意です。例えば志望理由が聞かれることは多くの人が予測できると思いますが、これに決まった回答などまずありません。何かの本で「●●と答えておけばOKです」なんて書いてあったとすれば、まず信用してはいけません。

大学院入試や編入入試における面接では質問されることはある程度固定されています。しかし、だからといって簡単ではないのです。むしろ難しいと考える方が妥当です。なぜなら、逆から言えばそれだけ何回もそして多くの大学でなされてきた質問ということですから、試験官は良い答えと悪い答えもたくさん見てきたということになります。以上から、このような固定された質問に答えていくには、それなりの勉強が必要です。就職活動においても同じことが言えるのですが、基本的心構えとして、自分が入っていこうとする「場」で具体的にどんな行動をとろうと考えているのかを明確にしておく必要があります。その上で、自分が受験する大学に関する知識をたくさん仕入れておかねばなりません。相手のことを全く知らずに受験にいくのは是非避けるべきなのです。これは意外に「どこでもいいから合格したところに行く」と言う人にありがちです。「どこでもいいから合格したところに行く」という考え方は全てにおいて間違っているわけではありません。●●大学しか行かないと言って、こだわって、結局失敗するというパターンもよく見てきました。ですから確たる根拠のないこだわりであるならば、「どこでも行く」という柔軟さは必要ではあるのです。しかし、一方で、柔軟ではなく、ただ漠然と「どこでもいい」と考えるのもそれはそれで適切ではありません。以上をまとめると、基本的に「どこにでも行く」という姿勢を持って、その上で「ここに行きたい」という大学を決めるのが最も適切ということになります。したがって第一志望でなくとも、それと同等の調査が必要であり、受ける以上は、すべて第一志望と言えるだけの理論武装が必要ということになります。そのように考えて調査すると、かなりよい情報が得られます。当塾で面接対策をするときは、常に塾生が私に質問をするようにします。つまり面接官役を生徒がします。その上で面接官が聞きたいことを想定して、私が回答例を出していきます。一通りの基本的な回答はすでに授けているつもりですので、ここでは「臨機応変」を身につけてほしいと思っています。例えば、面接では基本的に自分とってネガティブな回答を言う必要はありません。しかし、時には「短所」が聞かれることもあります。しかし、だからといって一生懸命自分の悪いことを
探して言う必要はありません。例えば「私は協調性がない」とか言われてしまうと残念です。ただ、ああ言えば(言われれば)こう言うをイメージするには必ず対話者のことを考えていなければなりません。そうやってイメージトレーニングをして、こんなことを言えば面白いだろうなぁという言葉をたくさん作っていくことが重要なのです。


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