歯を抜かない矯正・入れ歯のプロ
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学童矯正と入れ歯治療。子どもから高齢者までが通う京都の歯科医院(1/3)

学童期の早い時期に「歯を抜かない矯正」を
子どもの歯並び、気になりませんか? 成長とともに歯並びが悪くなると、毎日歯磨きをしていても細部まで綺麗(きれい)にすることはできず、虫歯や歯周病にかかりやすくなるそうです。「たかが歯並びが悪いくらい……」と軽く見ていると、子どもが大きくなってつらい思いをすることになるかもしれません。京都市右京区にある村井歯科医院では学童矯正に力を入れ、「歯を抜かない矯正」に取り組んでいます。院長の村井正剛さんが「歯を抜かない矯正」について穏やかな口調で教えてくれました。
「現在主流となっている矯正治療では歯を抜いてスペースを作り、顎(あご)と歯のバランスを保ちますが、歯を抜かない矯正は床矯正(しょうきょうせい)と呼ばれ、基本的には永久歯は抜かずに顎を広げて歯を並べます」。治療には入れ歯にネジの付いた専用の装置を使用し、少しずつ顎を広げていく床矯正。顎が発育しきる前からスペースを作れば綺麗に歯が並ぶケースもよくあるそうです。「早い時期から顎のスペースを広げてやれば、歯が並び始める小学校の低学年から出っ歯、すきっ歯などの兆候が見られます。そうなれば、悪い方向へ向かう骨格の成長を修正してあげれば良いんですよ」と、村井さんはにっこりほほ笑みました。
歯をむやみに抜くと上顎が小さくなり、鼻の組織にも影響を与えるのだとか。慢性鼻炎や片頭痛の原因にもなるそうです。歯を抜かない矯正ではそれらの可能性も低くなるとのことですが、治療を成功させるには家庭の協力が必要不可欠だと言います。「専用の装置は取り外しすことができます。この特徴はメリットでもありますが、付けている時間が短いと矯正治療は成功しません。一般的には12時間以上の着用がうたわれていますが、当院では“食事の時間以外は外さないでください”とお伝えしています」
村井さんが「歯を抜かない矯正」に取り組み始めたのは「自分の子どもにはどんな治療を受けさせたいだろう」と考えたことがきっかけでした。「食事の時間以外は外さないでほしい」との指導は少し厳しく聞こえるかもしれませんが、そこには「矯正治療を成功させてもらいたい」との温かい思いがありました。
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