コラム

 公開日: 2016-06-08 

人生と酒

 飲めない身体に生まれていた方がよかったと思う時もあれば(二日酔いで)、もう二度と飲まないと誓う日もあるのだが(二日酔いで)、結局のところ酒を飲んでしまう私なのである。
 ありていにいうと、酒無くして何が人生だと思っている。これは、亡くなった中村利雄弁護士も同様であった。

 身内で酒が飲めるのは私だけであり、唯一の例外が父親の父親(祖父)であったので、私はどうやら祖父に唯一似ているようである。父親もほとんど飲めず、父親の弟も一滴も飲めず、母方も誰も飲めない。私だけ突然変異のようである。

 祖父は酒の飲み過ぎで早く死んだので、気をつけるように父から言われている。
 しかし、祖父の飲み方は業務用の焼酎のボトルで飲んでいたというもので(リカーマウンテンなどに行くと売っているベコベコのペットボトルに入っているやつで、あれを買うのは本当の酒飲みである)、私は宴会などで飲み過ぎる以外は一応節度はもって飲んでいる。

 田中角栄は亡くなる少し前はジュースのようにオールドパーを飲んでいたというような記述をどこかで読んだのであるが、そういう飲み方をするときっと危ないであろう。
 
 ワインはあまり好きではなく、ワインについてプロ相手にワインを語るような人も嫌いである(本当に詳しければ別だけど)。昔は日本酒が好きであったが、翌日残るのと、太るので最近は専ら焼酎とウイスキーである。
 ウイスキーの銘柄は少しは分かるが、あんまり詳しくなると安西水丸さんが昔何かの雑誌で書いていたように、ボウリングに凝って自分のボールを持ち運ぶ人みたいで凝りすぎるのも粋ではないと思っている。
 バーで珍しいウイスキーを出してもらって「へええ」と間抜けな顔をして飲んでいるくらいがちょうどいいのではなかろうか(私はその程度である)。
 カクテルはギムレットのみである。これは言わずとしれた、フィリップ・マーロウが小説の中で飲んでいたカクテルであり、これ以外は飲まない。

 弁護士の仕事は天職ではあると思っているが、ノーストレスという訳にもいかないので、いい酒を飲んで明日への活力に備えたいものである。ただし、飲み過ぎずに。

この記事を書いたプロ

中隆志法律事務所 [ホームページ]

弁護士 中隆志

京都府京都市中京区二条通河原町西入榎木町95-1 延寿堂第2ビル5階 [地図]
TEL:075-253-6960

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

0
<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
解決の事例

1、自賠責では後遺症が非該当とされ、損害保険会社から債務不存在(要するに保険会社側から賠償金の支払義務がないことの確認をする為の裁判)訴訟を提起されたが、判決...

弁護士費用について

 マイベストプロを見られた方は、初回相談料を無料にさせていただいております。 ご予約の際にお問い合わせください。 また、当事務所の3名は、全て法テラス(...

プロへのみんなの声

全ての評価・評判を見る>>

 
このプロの紹介記事
中隆志 なかたかし

多重債務や犯罪被害、交通事故被害に苦しむ人々を法律によって救いたい(1/3)

 「法律を知らないがために不利益を被っている人々を守りたい」。インタビューの冒頭、弁護士の中隆志さんは淡々とした口調ながらも熱い思いを語ってくれました。京都市営地下鉄「京都市役所前」駅から歩いて約5分のところに中隆志法律事務所を構える中さん...

中隆志プロに相談してみよう!

京都新聞 マイベストプロ

交通事故、離婚、遺言・相続で適切な対応は中隆志法律事務所へ。

会社名 : 中隆志法律事務所
住所 : 京都府京都市中京区二条通河原町西入榎木町95-1 延寿堂第2ビル5階 [地図]
TEL : 075-253-6960

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

075-253-6960

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

中隆志(なかたかし)

中隆志法律事務所

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
このプロへのみんなの声

離婚手続を依頼して本当によかったです。

 高額所得者の別居中の夫から離婚を求められました。  ま...

H
  • 40代/女性 
  • 参考になった数(0

このプロへの声をもっと見る

プロのおすすめコラム
あごを乗せるのにちょうどいいワン
イメージ

 寒くなってきたのでくっくついてくる率が高まってきた小次郎(二代目)であるが、足の間にこっぽりとはまり、...

本日は東京に出張です

 日弁連の法律相談センターの会議に出るため、木曜日の午後から東京である。 今これを書いている時点で「東京...

読書日記「日本海 その深層で起こっていること」

 講談社ブルーバックス。蒲生俊敬。 日本海は他の海と海峡でつながっているが、海峡が浅いため、水の流入が...

犯罪被害者と弁護士による二次被害

 私は犯罪被害者支援に関わってかれこれ20年になるのだが、時々、被害者あるいは被害者のご遺族から、「今依頼...

読書日記「知ってはいけない 隠された日本支配の構造」

 講談社現代新書。矢部宏治。 表題からするとトンデモ本のように見えるかもしれないが、内容を読むと驚愕の事...

コラム一覧を見る

人気のコラムTOP5
スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ