コラム

 公開日: 2013-05-24 

ある休日

 ある週末に休日の当番弁護士にあたっていたのだが、やはり当番の出動があった。
 しかし、警察署に在監確認の電話をすると、勾留のため、今から外に出るとのこと。帰りは何時かわからなといということであった。前にこういうので、接見できたのが午後8時過ぎというのがあったっけ、といやなことを思い出す。

 一応昼過ぎに電話をすると、戻っているとのことで接見に行くと、この後すぐに裁判所に勾留質問に行くとのこと。
 こんな話は警察の担当者は言ってくれなかった。留置管理の担当者であれば、だいたいこういうことは教えてくれるが、当直だとそこまでなれていないのであろう。
 何とか接見でき、事務所へと戻る。
 その被疑者が連絡を取ってほしいと言っていたところへ連絡をする文書を起案して、電話をしても出られなかったので、速達で郵便ポストに投函して処理ができた。
 自称勤務弁護士のK君も来て仕事をしていた。Tシャツをかなりむっちりした感じで着こなしている。私も人のことはいえないが。

 その後、月曜日には書く時間がきっとない連絡文を起案し、依頼者へファックス。
 やれやれこれで帰れるかなと思っていたところ、電子メールの受信を確認。メール中毒の私はメールをチェック。
 共同受任している弁護士からの書面案であった。最終、私が確認することになっていたのだ。
 あちらも休日に出勤しているということであったか。ただし、文面には、「もう力つきたので帰ります。後はよろしく。。。」とある。きっと月曜日には私はこの起案を添削する時間はない。今日やるしかない。

 まさに力つきた感のある起案を全て添削し終えると、1時間半が経過していた。
 結局事務所を出たのはいつもとあまり変わらない時間であった。
 当番だけで帰ろうとせず、ついでに仕事をしてしまう貧乏性である。

 弁護士の仕事は手作業である。依頼者と打合をし、文書にまとめて、間違いがないか依頼者に確認を取り、そして文書を提出するという作業には時間がかかる。
 こうした余った時間に、けっこう弁護士はせこせこと仕事をしているのである。

この記事を書いたプロ

中隆志法律事務所 [ホームページ]

弁護士 中隆志

京都府京都市中京区二条通河原町西入榎木町95-1 延寿堂第2ビル5階 [地図]
TEL:075-253-6960

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

2
<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
解決の事例

1、自賠責では後遺症が非該当とされ、損害保険会社から債務不存在(要するに保険会社側から賠償金の支払義務がないことの確認をする為の裁判)訴訟を提起されたが、判決...

弁護士費用について

 マイベストプロを見られた方は、初回相談料を無料にさせていただいております。 ご予約の際にお問い合わせください。 また、当事務所の3名は、全て法テラス(...

プロへのみんなの声

全ての評価・評判を見る>>

 
このプロの紹介記事
中隆志 なかたかし

多重債務や犯罪被害、交通事故被害に苦しむ人々を法律によって救いたい(1/3)

 「法律を知らないがために不利益を被っている人々を守りたい」。インタビューの冒頭、弁護士の中隆志さんは淡々とした口調ながらも熱い思いを語ってくれました。京都市営地下鉄「京都市役所前」駅から歩いて約5分のところに中隆志法律事務所を構える中さん...

中隆志プロに相談してみよう!

京都新聞 マイベストプロ

交通事故、離婚、遺言・相続で適切な対応は中隆志法律事務所へ。

会社名 : 中隆志法律事務所
住所 : 京都府京都市中京区二条通河原町西入榎木町95-1 延寿堂第2ビル5階 [地図]
TEL : 075-253-6960

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

075-253-6960

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

中隆志(なかたかし)

中隆志法律事務所

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
このプロへのみんなの声

離婚手続を依頼して本当によかったです。

 高額所得者の別居中の夫から離婚を求められました。  ま...

H
  • 40代/女性 
  • 参考になった数(0

このプロへの声をもっと見る

プロのおすすめコラム
小次郎の動画だワン

うまく行くかわからないが、小次郎(二代目)の動画を置いてみた。そのまま画面上で見るための設定ができ...

プロバイダーの一方的サービス取りやめは困るのだ

 このブログもニフティで開設しているのだが、最近、ニフティから突然のサービス取りやめの通知が突然来て困って...

読書日記12月6日

「代官山コールドケース」文芸春秋。佐々木讓。 17年前に被疑者死亡で解決したはずの殺人事件がえん罪で真犯...

師走

 師走に入ったが、経営者にとっては冬期賞与を支払わなければならず(思えば賞与は修習生の時の2年間と、その後...

インフルエンザの予防接種

 今年も受けたのである。 40歳を超えてから、受けないその冬は必ずかかるというジンクスがあるためである。...

コラム一覧を見る

人気のコラムTOP5
スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ