コラム

 公開日: 2010-04-30 

弁護士と繁忙期


弁護士は裁判業務中心なので、裁判所の休廷期間に併せて忙しさが変わってくることが多い。
4月が裁判官の異動時期なので、異動してきたばかりの裁判官は、数百件に及ぶ事件記録を全て読み込んで4月の裁判に臨むということは不可能である。従って、裁判官が替わったばかりの事件は、4月はほとんど動かず、5月の連休明けに動き出すことになる。
 その意味で、4月は割合暇であり、連休明けから7月までは裁判が詰まって入るので、たいてい忙しい。
 7月下旬から8月にかけて、裁判所も2週間ずつ半分ずつ休廷するので、その間は裁判が半分しか入らないことになるし、依頼者の方もお盆などには法事などで忙しいので急ぎの案件以外は依頼が少ないことが多い。そのため、この時期も割合暇となる。
 しかし、暇だからといって遊んでいると、アリとキリギリスの話ではないが、9月以降裁判が目白押しで入り出した頃に泣きを見るので、せっせと書面を書いたり、裁判の合間に中々手がつけられなかった大きい事件の調べ物や書面を書いたりすることが多い。
 9月は、夏休み明けということで裁判が入りまくるので忙しく、10月、11月はほどほどで、12月は年末年始の休みが入る関係や、もめ事を年越ししたくないというような依頼者の意向などが働いてこれまた忙しくなる。忙しいのと寒いので、体調も壊しやすい時期である。
 1月は、しばらくは暇であり、2月くらいから本格的に動き出して、3月が裁判官の異動時期前なので忙しい。後任の裁判官に負担はかけたくないということから、何とか和解で解決したい…とか、自分で判決を書いて転勤したい…というような裁判官の都合で、無理くりに期日が入れられたりする。
弱り目に祟り目というか、ものすごく忙しい時に限って依頼が重なったりする一方で、暇で事件依頼を引き受ける余裕がある時に限って事件が来なかったりするので、適度にばらけてくれればよいのにと思うことがある。
 今私が暇かどうかはご想像にお任せするが。

この記事を書いたプロ

中隆志法律事務所 [ホームページ]

弁護士 中隆志

京都府京都市中京区二条通河原町西入榎木町95-1 延寿堂第2ビル5階 [地図]
TEL:075-253-6960

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

0
<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
解決の事例

1、自賠責では後遺症が非該当とされ、損害保険会社から債務不存在(要するに保険会社側から賠償金の支払義務がないことの確認をする為の裁判)訴訟を提起されたが、判決...

弁護士費用について

 マイベストプロを見られた方は、初回相談料を無料にさせていただいております。 ご予約の際にお問い合わせください。 また、当事務所の3名は、全て法テラス(...

プロへのみんなの声

全ての評価・評判を見る>>

 
このプロの紹介記事
中隆志 なかたかし

多重債務や犯罪被害、交通事故被害に苦しむ人々を法律によって救いたい(1/3)

 「法律を知らないがために不利益を被っている人々を守りたい」。インタビューの冒頭、弁護士の中隆志さんは淡々とした口調ながらも熱い思いを語ってくれました。京都市営地下鉄「京都市役所前」駅から歩いて約5分のところに中隆志法律事務所を構える中さん...

中隆志プロに相談してみよう!

京都新聞 マイベストプロ

交通事故、離婚、遺言・相続で適切な対応は中隆志法律事務所へ。

会社名 : 中隆志法律事務所
住所 : 京都府京都市中京区二条通河原町西入榎木町95-1 延寿堂第2ビル5階 [地図]
TEL : 075-253-6960

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

075-253-6960

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

中隆志(なかたかし)

中隆志法律事務所

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
このプロへのみんなの声

高次脳機能障害の父を優しく見守ってくださりました。

 信号のない交差点で自転車で横断しようとした父が自動車に...

M
  • 60代以上/男性 
  • 参考になった数(0

このプロへの声をもっと見る

プロのおすすめコラム
小次郎の動画だワン

うまく行くかわからないが、小次郎(二代目)の動画を置いてみた。そのまま画面上で見るための設定ができ...

プロバイダーの一方的サービス取りやめは困るのだ

 このブログもニフティで開設しているのだが、最近、ニフティから突然のサービス取りやめの通知が突然来て困って...

読書日記12月6日

「代官山コールドケース」文芸春秋。佐々木讓。 17年前に被疑者死亡で解決したはずの殺人事件がえん罪で真犯...

師走

 師走に入ったが、経営者にとっては冬期賞与を支払わなければならず(思えば賞与は修習生の時の2年間と、その後...

インフルエンザの予防接種

 今年も受けたのである。 40歳を超えてから、受けないその冬は必ずかかるというジンクスがあるためである。...

コラム一覧を見る

人気のコラムTOP5
スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ