コラム

 公開日: 2013-10-07 

現地調査

 裁判を出して、相手方に書類が送達出来ないことがある。書類が送達出来ないと、裁判所から「調査してください」といわれる。
 書類の送達自体は裁判所の職権で行うのだが、職権発動を促す意味で、訴えを出した方が相手方の住所地を調査することになる。
 どこにいるか分からない人を調査するのはけっこうやっかいである。
 住民票をあげて、送付した時に、「宛所尋ね当たらず」で戻ってきた場合には、現地調査に行って、そこに該当の人がいないことを報告をあげればよいのでまだよい。
 問題は、「不在」で戻ってきた場合である。
 その不在は、「永久に不在」なのか、「一時的に不在」なのか「たまたま不在」なのか分からない。たまたま不在の場合なら、郵便局に書類を取りにくるであろうとは思うが、取りに来ない人もいる。
 せこせこと現地調査に行くのだが、現地にどんな人間がいるかも分からないので、うちの事務所では事務員さんには絶対に行かせない。弁護士自ら行くのである。
 そして、ようやく報告書をあげて裁判所に出すと、裁判所の書記官は、自分がするわけではないから、「これでは足りないから、こことこことここを調べろ」ということを言ってきたりする。
 中には、「そんなもん調べられるかい!」という内容のものもあり、その場合には書記官に食い下がることになる。
 書記官の方は、気楽に、「何回も調査に行ってもらわないと」などというが、他の予定も詰まっていたりするので、そうそう気楽に何回もすぐに行ける訳ではない。
 職権なんだから、書記官が自分で調査せんかい、などと思ったりすることもある。
 裁判を出している方なので、仕方がないところはあるのだが、時々偉そうな書記官もいて、こちらもむかっとすることがある。申し訳ないんですが・・・という感じで言ってくれるならいいが、頭ごなしの書記官もいるので困る。
 裁判所ももう少し人間教育をした方がいいと思う人物に遭うこともある。
 以上、グチでした。

この記事を書いたプロ

中隆志法律事務所 [ホームページ]

弁護士 中隆志

京都府京都市中京区二条通河原町西入榎木町95-1 延寿堂第2ビル5階 [地図]
TEL:075-253-6960

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

1
<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
解決の事例

1、自賠責では後遺症が非該当とされ、損害保険会社から債務不存在(要するに保険会社側から賠償金の支払義務がないことの確認をする為の裁判)訴訟を提起されたが、判決...

弁護士費用について

 マイベストプロを見られた方は、初回相談料を無料にさせていただいております。 ご予約の際にお問い合わせください。 また、当事務所の3名は、全て法テラス(...

プロへのみんなの声

全ての評価・評判を見る>>

 
このプロの紹介記事
中隆志 なかたかし

多重債務や犯罪被害、交通事故被害に苦しむ人々を法律によって救いたい(1/3)

 「法律を知らないがために不利益を被っている人々を守りたい」。インタビューの冒頭、弁護士の中隆志さんは淡々とした口調ながらも熱い思いを語ってくれました。京都市営地下鉄「京都市役所前」駅から歩いて約5分のところに中隆志法律事務所を構える中さん...

中隆志プロに相談してみよう!

京都新聞 マイベストプロ

交通事故、離婚、遺言・相続で適切な対応は中隆志法律事務所へ。

会社名 : 中隆志法律事務所
住所 : 京都府京都市中京区二条通河原町西入榎木町95-1 延寿堂第2ビル5階 [地図]
TEL : 075-253-6960

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

075-253-6960

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

中隆志(なかたかし)

中隆志法律事務所

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
このプロへのみんなの声

夫から自由になれて本当によかったです。

 別居していた家族もかえりみず、お金も入れてくれない夫で...

S
  • 40代/女性 
  • 参考になった数(0

このプロへの声をもっと見る

プロのおすすめコラム
本日は東京に出張です

 日弁連の法律相談センターの会議に出るため、木曜日の午後から東京である。 今これを書いている時点で「東京...

読書日記「日本海 その深層で起こっていること」

 講談社ブルーバックス。蒲生俊敬。 日本海は他の海と海峡でつながっているが、海峡が浅いため、水の流入が...

犯罪被害者と弁護士による二次被害

 私は犯罪被害者支援に関わってかれこれ20年になるのだが、時々、被害者あるいは被害者のご遺族から、「今依頼...

読書日記「知ってはいけない 隠された日本支配の構造」

 講談社現代新書。矢部宏治。 表題からするとトンデモ本のように見えるかもしれないが、内容を読むと驚愕の事...

じっと見つめるワン
イメージ

 何を見つめているのか分からないが、小次郎(二代目)である。 虫が飛んでいると捕まえようとするので、狙...

コラム一覧を見る

人気のコラムTOP5
スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ