コラム

 公開日: 2013-10-15  最終更新日: 2018-03-20

急な通夜に何を着て行けばよいのか?通夜、葬儀の服装やマナー


男性は礼装用のブラックスーツまたは、ダークスーツ。女性は黒またはダークブルーのスーツ、ワンピース、アンサンブルで弔問にお伺いします。

通夜(お通夜)とは

お通夜は、葬儀の前夜、故人の遺族や近親者が死者の魂と寄り添いながら、邪霊の侵入を防ぐために親しい人々が集まって別れを惜しみ一夜を過ごす行事です。
一説には、現在のように死亡判定が厳格でなかったころの、死を確認の意味合いもから通夜を行なったとも言われています。

一般的な通夜は、通夜儀式の後、遺族、近親者で会食(通夜振舞い)があり、その後一晩中寝ないで、近親者が故人に寄り添い、ろうそくとお線香を絶やさないように灯りを灯し続けるのです。

しかし最近の通夜儀式は1~2時間ほどで執り行う式に変わり、故人の親しい友人、知人や仕事関係の一般会葬者も多く参列されています。
時に、通夜儀式の時間に間に合わなかった場合は、お断りをして上でですが、故人の枕元にお参りをすることは許されます。
ただ、葬儀会場での場合は、会場が閉まっていることがありますので、お参りすることは叶わないかもしれません。


通夜はどのような服装で参列すればよいのか。

人の死は、突然にやってきます。
そして、その訃報を聞いて直ちに駆けつけるという意味で、「平服」で弔問されてよいのです。

本来、通夜の服装は平服が正しいと言われていました。
それは、「喪服を用意していた=死を待っていた」と、思われないように意味合いがあります。

従って、地味なスーツであれば通夜に参列しても構いません。
筆者の知人の通夜では、故人の会社の工員の方々が、その仕事着のままでで参列されていました。



葬儀、葬式の服装

葬式・葬儀・告別式には、喪服、礼服またはそれに準じた服装を着用して参列してください。
これは、葬儀・告別式は、「前以て時間などが知らされているため」、弔問にはその服装の準備ができるはずからです。

故人との関係が深ければ深い程、通夜と葬式・葬儀・告別式両方に参列しますが、都合で葬儀・告別式に参列できない代わりに通夜だけに弔問しても、それは構いません。

この場合、葬儀・告別式に参列できない代わりに、弔意を表す意味で喪服、礼服を着用して通夜に弔問します。
そういう意味から、最近は通夜にも喪服、礼服に準ずる平服として礼装用のブラックスーツやダークスーツで弔問される方が多く居られます。

※ちなみに、欧米では「ブラックスーツは平常服」(平服)として扱われています。

なお、葬儀・告別式だけの弔問もOKです。

通夜、葬式での服装チャートとタブー


喪主は葬儀・告別式ではモーニングまたはそれに準ずる礼装を着用します。
しかし、通夜には平服(ブラックスーツ)を着用します。
このことは、「モーニングは昼間の正礼装」であって、夜に行われる通夜には着てはいけないということです。
モーニング、ブラックスーツのいずれの場合でも故人に弔意を表す意味で、質素な服装を心がけてください。

弔問には遺族に配慮した質素な服装をしてください。
● 上着の胸ポケットには「ハンカチは入れない。」
● カッターシャツは「白無地。」
● ボタンダウンのような「変わり襟はマナー違反です。」
   平服だからと言っての許される事ではありませんので、くれぐれも注意してください。
● ネクタイは「黒、(無地または黒地の柄物)」
● 金時計なども「外してください。」
● スラックスのバックルも目立たないものにしてください。「爬虫類などはタブーです。」
● 「ジュエリーは付けない。」ネクタイピンも付けないでください。

女性のの場合

● 女性の場合は「素肌を出来るだけ隠す」ノースリーブ、極端に短い袖や襟が大きく開いたものは避けてください。
● スカート丈は長め。ストッキングも黒または黒に近いものを穿いてください。 
   「素足」はマナー違反も甚だしいです。
● ジュエリーも結婚指輪とオニキス又は白か黒の真珠「一連」のネックレスです。2連のネックレスは「重なる」という意味合いからタブーです。
● 女性のハンドバックも「黒色の布製またはぎりぎりバックスキンまで」。黒だからと言っての「艶のある革製品やエナメル、トカゲ」はタブーです。
● 靴は同じく、派手な飾りの付いたものやエナメル、ブーツ、モカシン、サンダル、ミュールなどはタブーです。
● 毛皮、革のコートや襟にファーをあしらったものは、「殺生をして作ったものとして意味嫌われています。」

音にも気配りを・・・!

通夜、葬儀会場では僧侶の読経が静かに流れています。
その厳粛な雰囲気を壊す「コツコツ」した靴音は、故人遺族を侮辱することになります。
出来るだけ静かに音を立てないように歩いてください。

故人を偲び、しめやかな心で遺族に接し、お悔やみの言葉を掛けましょう。それも短めに・・・

※ 紳士の必須アイテムとして「ブラックスーツ」はいつでも着られる状態に、常にクローゼットに掛けておいてください。
ブラックスーツについてはこちらにも詳しく解説しています。
フォーマルウエア―の着用マナーはこちらに解説しています

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