コラム

 公開日: 2016-06-29 

子供部屋のレイアウト、2人仲良く過ごせる空間アイデア

共用スペースと専用スペース

お二人のお子さんが、一つの子供部屋を使う際のレイアウトのポイントは、共用スペースと専用スペースの配置です。

共用スペースとは二人が仲良く遊ぶスペース、専用スペースはそれぞれが持つ自分だけの場所です。注意したいのは、年齢によって二つのスペースのレイアウトが違ってくることです。

まだ子供たちの年齢が低い場合を考えてみましょう。

小学校低学年までは、二人で遊ぶ場所、つまり共用スペースを広くとるレイアウトがいいでしょう。
また、子供部屋の両サイドにそれぞれのベッドを置き、そのあいだに机を二つ並べて配置すると、お兄ちゃんやお姉ちゃんが机に座ると弟や妹も一緒に座る、といったことも期待できます。ご両親が宿題を見るときも、ふたり一緒にみることができます。

ベッドと学習机の距離は、ある程度保つ方が良いと言われています。勉強をする、横になって休む、といった空間を分けることが大切です。
そして本棚は机の側に。教科書や本などが机の上に散乱しないように、きちんと片付けができるように勉強に関するものを収納する本棚などは机の近くに配置しましょう。

勉強に使う物以外、洋服などを入れておくクローゼットはベッドの近く、というように空間を上手に使い分けてください。

年齢と共に変わるレイアウト

小学校高学年になると、徐々にプライベートな「自分の領域」がほしくなってきます。そうした際、全体のレイアウトはそのままでも、部屋の真ん中にカーテンやアコーディオンカーテン、またパーテーションで仕切りを設けると、それぞれに「自分の領域」ができます。

また、両サイドの壁にベッドを、そしてデスクを壁に向けて配置すると、互いに背を向けて勉強することになり、隣同士に座るよりもプライベート感が増し、ひとりで集中できる学習環境をつくることができます。

二人の個々の空間を

中学生になると、子供たちの意識は小学生の時とはぐっと違ってきます。「自分の領域」から「自分だけの領域」がほしくなってきます。

そうした際のレイアウトとして、子供部屋の真ん中に2段ベッドを置くアイデアはどうでしょう?
カーテンやパーテーションと違って、重量感がある分、それぞれの領域がよりはっきりとします。
2段ベッドを部屋の真ん中、両サイドの壁に勉強机を配置する、といったレイアウトです。
また、可動式の収納ボックスを部屋の間仕切りとして使うと、それぞれの部屋の独立性が高まります。

リフォームをお考えであれば、子供部屋の真ん中に壁を設け、それぞれの入り口を設けたいところです。しかし、お子さんが独立した後などはひとつの空間に戻し、客間や夫婦の趣味の部屋として活用することを考える場合は、壁を設けるのではなく可動式家具を造作するのもおすすめです。

子供の成長や個性に合わせ、自立心を育み、勉強などに専念できる部屋づくりをしていきましょう。

この記事を書いたプロ

株式会社ローバー都市建築事務所 京都オフィス [ホームページ]

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