コラム

 公開日: 2016-07-13 

子供部屋のロフト、高さはどのくらいが適当か?

ロフトの規定

住宅には建築基準法によるさまざまな規定がありますが、ロフトや室内の天井の高さにも規定があります。

ロフトの天井の高さは最高で140cm。居室の天井の高さは210cm以上と定められています。ひとつの部屋で天井の高さが部分的に異なる場合は、その平均の高さによるものと規定されています。

また同じく建築基準法でロフトの面積は、出入り口がある階の床面積の2分の1未満と定められています。

ロフトの高さ

子供部屋のロフトの高さはどのくらいがいいでしょう。

小学校低学年のお子さんを考えた場合、お父さんやお母さんが階段を使わなくてもロフト内をのぞける程度の高さにする、といった方法もあります。ロフトの上はベッドスペースとして利用して、ロフトの下はそれほどの高さがないため、お子さんの洋服やおもちゃなどを収納するスペース、大きくなってもクローゼットや書棚として活用できます。

お子さんが小さいうちは、ロフトから下りるところに滑り台を設けるなど、室内遊具として活用するのもおもしろいのではないでしょうか。

ロフトの床面までを130センチほど設けるなど、ロフト下にある程度の高さを設けると、上段にベッドを備え、ベッド下の空間には学習机と椅子を配置することもでます。
また、ロフト下の空間の高さを十分にとり、そのスペースをクローゼットにして、ロフト部分はベッドスペースにすると収納力のある子供部屋にすることができます。

ロフトに高さがある場合は、ロフトに上がるところの近くに天井からお部屋の床までをつなぐポールを取りつけて、上り棒としてお子さんが使えるようにするといったアイデアもあります。

一つの例として

ロフトにあがるためにハシゴを用意するほかに、階段箪笥のように階段と収納の機能性を持つ家具を作れば、限られた空間でも収納力をアップすることができます。お子さんが小さくて「ハシゴは少し心配」といった場合や、ロフト上を収納にしている場合に「荷物を持ってハシゴを上り下りするのが大変」といったときは、階段型の収納家具がおすすめです。

また、前項では主にロフト部分をベッドスペースにするアイデアについてお話ししましたが、ロフトの高さをかなり低めにして、下部はスライド式の引き出しを出し入れできる収納に、上部は高さにかなり余裕が生まれるので、ロフト部分を学習スペースとして利用することもできます。学習机の下は、掘り込み式にしておけば、足をおろして勉強することができます。

ロフトは、子供部屋を立体的に活用できる有効なプランです。これらはあくまでも一つの例です。住宅の構造、お子さんの年齢などを考え、最も適したロフトの高さを見つけていただきたいと思います。

※ロフトの取扱いについては、各自治体の条例等によって取扱いが異なります。実際に工事を行なわれる際は各自治体等に御相談下さい。

この記事を書いたプロ

株式会社ローバー都市建築事務所 京都オフィス [ホームページ]

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