コラム

 公開日: 2016-11-16 

小屋裏収納の設置費用はいくら?

小屋裏収納の予算の相場は?

家づくりにおいて、欠かせないのは予算のプランニングです。
小屋裏収納をお考えのみなさんも、設置費用が気になるところでしょう。

あるサイトでは、
「小屋裏への階段ユニット」8~15万円、「床材4坪」8000円~1万2000円。
「大工手間賃」2万~4万、「床下補強」坪:3000~5000円。総計32万6000円。

また別のサイトでは「屋根裏収納の基本工事費(天井収納はしご+開口・補強・取付け・蓋クロス貼り)」10万8000円、床施工1帖2万円×8帖=16万円、「諸経費」1万円。総計27万8000円となっていました。

屋根に近い小屋裏は屋根から受ける熱に注意

上の数字を見ると、一般的に小屋裏収納は30万円前後とお考えになるかもしれません。

しかし、小屋裏収納にはメリットと同時にデメリットもあります。

デメリットのなかでも大きいのが、夏の暑さです。屋根のすぐ下ですから、小屋裏収納は高温になります。適切な断熱対策を施しておかなければ、夏、小屋裏収納での作業中に熱中症にかかる心配もあります。おそらく上記の数字は、断熱対策に費用をかけていない場合の数字です。

断熱対策のほか、小屋裏までののぼりおりにはしごを使う場合、スイッチひとつで手軽にはしごがおろせる電動式はしごにすると、費用が加算されます。

また、収納スペースではなく、プライベートスペースとして利用するのであれば、壁・床材、照明や電源、空調などの設備も整える必要があります。

せっかく作った小屋裏スペースも、快適な空間でなければ使うことがなくなり、ムダになってしまいます。限られた住空間で、効率よく収納スペースやプライベートスペースを設けるには、小屋裏はきっと役に立つと思いますが、あまりにも予算を削って仕上げると、不便で、居心地の悪い場所になってしまいます。

別途に部屋を作る

小屋裏は、場合によっては100万円近い費用がかかる場合もあります。

そうしたことを考えれば、むしろ納戸を設けたほうがいいかもしれません。あるいは、玄関の隣に土間収納を設けるという方法もあります。また、1.5坪か2坪程度のウォークインタイプの収納室があると、はしごや階段を使う小屋裏収納より使い勝手もよく、安全です。

「小屋裏収納に費用をかけるなら、別途部屋を作る」という考え方もあるので、私たち建築家と相談しながらベストな方法を取り入れていきましょう。

この記事を書いたプロ

株式会社ローバー都市建築事務所 京都オフィス [ホームページ]

一級建築士 野村正樹

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