コラム

 公開日: 2015-10-01 

中古住宅の必要品 「家歴書」



最近よく「家を買ったら家歴書(かれきしょ)を残しましょう」
と耳にします
「家歴書」って何なのでしょうか

「家歴書」とは、まず住まいの日常の維持管理に役立ちます
そして、将来家の売買をすることになった時に「なくてはならないもの」
になってきます
今回はその「家歴書」について、詳しく説明させて頂きます

家歴書ってなに
家歴書とは、その建物がどのように作られたか、どのようなメンテナンスをしてきたかを
示すものです
いわば住まいの履歴書のようなもので、これを添付することで、家の売買を行う際に
信頼性を高め、安心して購入できるようになります

建物がどのように作られたかを示す書類には
住宅設計図書、施工記録、契約書類、調査評価書、維持管理記録
などがあります



それぞれについて具体的に説明します

住宅設計図書
意匠図・構造図・設備図といった設計図をはじめ、役所に提出した確認申請関係書類、取扱説明書など

施工記録
主に建設中の様子を記録した図書で、工事工程表、工事経過報告書、工事記録写真、業者一覧表など

契約書類
契約書、保証書(住宅性能保証制度)、引き渡し書、施工引き渡し確認書、鍵・備品リストなど

調査評価書
地盤調査報告書、住宅性能評価書、住宅検査報告書など

維持管理記録
日常的な維持保全記録、定期点検記録、維持保全改修履歴書、光熱費記録データなど

以上の書類は、家を建てる際、基本的に家の建設に携わった工務店や
ハウスメーカーなどから受け取る記録になります
建て売り住宅を購入する場合は一部揃わないものがあるかもしれませんが、なるべく
入手しておくようにしましょう

家主はこれらの書類を「家歴書」として大切に保存しておきましょう
そして次に大切なことが、
住み始めてからのメンテナンスや改修の記録(=維持管理記録)
をつけておくことになります



家歴書があるとどうなる

日ごろから適正なメンテナンスを施すことで家の資産価値を高めることができます

今までの中古住宅は、経年数によって一律に減価評価され、20~25年で
家そのものの資産価値がゼロとなっていました
こういった仕組みの中では、品質の良い家を買いメンテナンスを施して
「家の資産価値を高めよう」という気も失せるというものです
その結果、良好な中古住宅の数や流通が少なくなり、良質な家が増えないという
悪循環を起こしていました

今後は品質や性能のよい住宅を購入し、メンテナンスを施してその結果が「家歴書」
に残ることで、その家の資産価値が認められ、良質な中古住宅の流通が増えてくる
ことが期待されています
ここで大切なポイントは
1) 家歴書があること
2) 家歴の内容が良好かどうか
の2点になってきます



家歴書の書き方

家歴書の記載例を載せます
記入するのは所有者名、所在地、着工日、規模・構造、敷地面積、建築面積、延べ床面積、
建蔽率、容積率、確認済証、中間検査、完了検査、竣工日など
また、設計者、監理者、施工者の名称と連絡先など、新築工事の関係者も記録と
して残します
この家歴書をご自身で記録して残しておくと良いでしょう

この「家歴書」の下に「リフォーム履歴」というものがあります
ここには日常的な維持管理保全のくわしい状況を記録し残すようにします

リフォーム履歴の書き方
住み始めてから行った家のメンテナンスやリフォームを記録します
記入するのは工期、リフォームの理由、リフォームの概要、場所・部位、工事の内容、
設計者、施工者、メモ、リフォームの内容が分かる書類、図面、写真などです

ハウスメーカーや工務店が行う定期点検を受けた時などは必ず記録を受け取り、
保管しておきます
または、このリフォーム履歴のフォーマット用紙を渡して記入してもらっても良いでしょう

もちろん工務店などに頼まずに家主で行うメンテナンスもあると思います
例えばペンキの塗り替え、ちょっとした大工仕事など、それらに関してはご自身で
記録しておきましょう
こまごまとしたことでもメンテナンス記録をきちんと残しておけば、次のメンテナンスが
いつ頃必要かの目安を立てやすくなります

家歴書とリフォーム履歴その他パンフ、チラシなど、すべての資料を一緒にファイルなどに
保管しておけば、将来の家の売買時にきっと役に立つはずです
以上ですが、おわかりになりましたか
さくらハウスでは、お家の新築・リフォーム・リノベーション・だけでなく、
船木自信が、宅地建物取引主任者なので、不動産の仲介業も行っています
「家歴書」の下に「リフォーム履歴」の作成だけでなく、
これらの種類作成・管理業務も行っています
不動産売却専門店としては、
「大切な不動産の価値を落とさないコンサルティング」
も行っています
特にお店をされる人のは、
「定期的に、お店の価値を高めていけるリフォームをご提案」
させて頂いております

詳しくは

船木専用メールアドレス   y.funaki@sakurahouse-kyoto.jp
にてお問い合わせください

不動産業界歴28年の船木が、適切なアドバイスをいたします

この記事を書いたプロ

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