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介護事業所・社会福祉施設の設立を支援! 労務環境の改善が永続的な発展を実現します(1/3)

橘太一 たちばな たいち

介護事業の発展に、介護職員やヘルパー、ケアマネージャーやの従業員満足度は必須

 介護・福祉の分野は、今後ますます高齢化が加速する日本では欠かすことができません。老老介護のケースが増加し、悲しいニュースが報道されることもしばしば。このような状況で、介護に疲れた人々を支え、救うのが介護事業所・社会福祉施設です。しかし、その労働環境は厳しいもの。ケアマネージャーやヘルパー、職員の定着率の低下など、業界全体が発展していくにはまだまだ課題も多いのが現状です。

 京都の社会保険労務士、橘太一さんは介護事業所・社会福祉施設の設立から経営のサポートに尽力しています。橘さんは社会保険労務士という立場から、組織における「人」の問題に着目。「組織が発展していくためには、従業員満足度の向上が不可欠」との考えを、介護事業所・社会福祉施設であっても例外なく唱えています。「組織を発展させるには、お客さまに満足していただかないといけません。介護事業所・社会福祉施設のお客さまといえば、介護保険制度の利用者です。満足していただこうと思えば、利用者と直に接する現場のケアマネージャーやヘルパーさんにホスピタリティを高く持って仕事に臨んでもらう必要があります」と、橘さん。介護事業所・社会福祉施設の設立や経営サポートに携わる場合は、経営者に何度も繰り返し「働く人のモチベーション管理の重要性」を訴えるそうです。就業規則や福利厚生を整備し、制度として周知させることも大切。しかし、経営者の「意識改革」に、事業所や施設が発展できるかどうかがかかっていると言っても過言ではないと橘さんは断言しました。

 以前、このような介護事業所・社会福祉施設があったそうです。その施設では、人手不足のため、ケアマネージャーが本来の業務以外のことも担当していました。橘さんは社長とケアマネージャーの両方からヒアリングを行い、補助者を採用することを提案。これが労務環境の改善につながりました。「介護事業所・社会福祉施設は許可行政庁からの監視も厳しいので、ちょっとした現場のミスで介護報酬が減算されてしまうこともあります。労務環境を良い方向に導かなければ、事業の発展はありえません」。職員やヘルパーが働きやすい環境をつくる。このことが、介護事業の永続的な発展を実現させます。

<次ページへ続く>

【次ページ】 経営を通じて実感した「モチベーション管理の重要性」を介護事業所・社会福祉施設に伝えたい

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