コラム

 公開日: 2017-08-19  最終更新日: 2017-10-26

刺さない鍼(はり)って知ってますか?

刺さない鍼(はり)って知っていますか?

 鍼は、痛いというイメージがあります。
縫い針のような鍼、注射の針をイメージされる方も多いのではないかとと思います。
コラムの「鍼は痛い」で紹介いたしましたが、太さは髪の毛ぐらいの細さで注射針の1/3ぐらいの細さです。

刺さない鍼

鍼を体内に刺さないで、鍼を皮膚上に置いたり、押したり、擦ったりする鍼で、〝接触鍼〟
と言われます。接触鍼の中に小児鍼があります。子供は、反応も敏感で、体内に刺さなくても効果があります。また、過敏の方や肩凝りなど広い範囲刺激したい場合などにも用いられます。
刺さない鍼には、鍉針(ていしん)・ローラー鍼などがいくつかの種類があります。


鍼の種類

鍉鍼(ていしん)
古代九鍼が起源となっています。素材は、金、銀、銅、チタン、ステンレスなどです。
先端が丸くなっていて、皮膚を擦ったり、押し当てたりして使います。また、バネが中に組み込まれていて押と鍼が筒の中に入るばね式鍉針もあります。
主に皮膚の敏感な方や子供などに用いますが、成人の方でも使用することがあります。
さらに、皮膚を刺激する事によって効果もありますが、ばね式鍉針は、服の上からでも刺激が出来るのが特徴です。
 ※ 鍼治療の恐い方は、一度ためして頂くのも良いかと思います。
刺さない鍼

ローラー鍼
皮膚の上をコロコロ転がして刺激をする鍼です。乳幼児や子供などによく使われます。かんの虫や夜泣きなどに用いられますが、肩凝りなどその他の症状にも使われます。
刺激がソフトで気持ちがいいのが特徴です。
ローラー鍼(刺さない鍼)

治療

 実際の治療は、普段の治療同様、問診、検査(痛みの程度、身体の状態、ツボの反応 等)を行い、身体の状態を診断します。治療には、刺す針でなく〝刺さない針〟をもちいて治療を行います。鍼が怖い、痛いのでイヤ、服を脱ぐのがイヤと思われている方には、お勧めの治療法です。

肩こりの場合、後頚部や肩の筋が緊張して凝っています。これをほぐすのに後頚部や肩の周囲に刺さない針を用います。また、人体には、14本の経絡という気、血(生命エネルギー)が流れるルートがあります。その流れが悪くなったりすると痛みなどが生じます。その流れをよくすることで、痛みや凝りなどの改善する方法です。

子供の疳の虫などは、身体全体を少し赤みが出るぐらいまで接触針などで擦ってあげたりします。ちょうど幼い頃にした寒風摩擦のような感じです。

美容鍼灸にも用いられています。

鍼灸治療は、どのような疾患(症状)に効果があるの?

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