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 公開日: 2018-02-14  最終更新日: 2018-03-26

生活習慣病(高血圧)その2 血圧の上がる要因

血圧を上げる要因

 血圧を上げる要因として考えられるのは、塩分の取りすぎ、食生活の乱れ、肥満、喫煙、適量を超えた過度な飲酒、緊張やストレスなどです。また、血圧を上げる要因の多くは、食事などの生活習慣にあります。

塩分の取りすぎ

 塩分は、血圧と密接な関係にあります。塩分を多く取りすぎると血液中の塩分に含まれるナトリウム濃度が高くなります。そうするとナトリムを水で薄めて元の濃度に戻そう(血液の浸透圧を一定に保とう)とするため、血管外から水分を取り入れて血液量を増やします。このようにして塩分を取りすぎると血管の中を流れる血液量が増えるため、血圧が上がります。また、高血圧状態が続くと血管はいつも張りつめた状態におかれ、次第に厚く、硬くなってしまいます。これが、高血圧による動脈硬化です。動脈硬化は脳梗塞、心筋梗塞などの原因になります。また、高血圧状態を続けることは、心臓に無理な負担をかけることになり、心臓肥大が起こり、心不全になることもあります。

肥満

 肥満である人は、そうでない人と比べて高血圧になる確率が2〜3倍高いです。これは、血糖値を下げるホルモンのインスリンが効きにくくなるため起こります。インスリンの効き目が悪いと血糖値が上がやすくなります。そうすると血糖値を下げようと膵臓からより多くのインスリンがでて、その結果、高インスリン血症という血液中にインスリンが多い状態になります。
インスリンの他の働きとして尿として排出されるナトリウムを一部血管内に戻す働きがあります。肥満によって起こる高インスリン血症によって血液中のナトリウムが増える原因となり、結果的に血液量が増えて血圧が上がることにつながります。さらに高インスリン血症になると交換神経が活発に働くようになり、その結果、血管が収縮して血圧があがります。肥満により高インスリン血症は、血液量の増量、血管収縮の2つのルートから血圧をあげることになります。

喫煙、適量を超えた過度な飲酒

 喫煙、適量を超えた過度な飲酒も血圧を上げる要因になっています。タバコの煙にはニコチンや一酸化炭素等の有害物質が含まれています。これらの成分は、交換神経を刺激して脈拍や血圧を上昇させます。また、血管内の壁を覆っている細胞を傷つけることにより血液の流れにくい状態になり血圧を上昇させます。
 長期に適量を超えた過度な飲酒をすることで高血圧の要因となります。これは交換神経の活動が活発になり、血管が収縮して心臓の脈拍が早くなるために血圧が高くなるとされています。また、お酒のつまみは、味の濃い物がおおく、つまみによる過剰な塩分摂取血圧を上げる原因になっています。

緊張やストレス

 血圧は、自律神経によってコントロールされています。その為、イライラしたり緊張すること(心の変化)で交換神経の働きを高め、血管を収縮させます。

その他

 高血圧になりやすい体質が親から受け継がれた遺伝子は、まだ解明されていません。しかし、両親ともに高血圧の場合、子供が高血圧になる確率は50%、片方の親だけ高血圧の場合は、33%が高血圧。両親とも高血圧出ない場合は、5%と言われています。



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